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2008年6月

土星が怖くなくなるヒント

出生図の土星はその人の苦手ポイント。最終的には、この人生においてたどりつく姿でもあるわけですが、若いときほど苦手意識を持ちます。私たちは、苦手なこと、嫌なことを克服しながら大人になっていくのですから、あたりまえといえばあたりまえです。

私の土星イメージは、今までこんな感じでした。
・幼少期から思春期まで=絶対的権力で家を支配していた(と同時に愛情も注いでくれた)祖父
・成人するまで=好奇心のままに行動しようとすると、いちいちうるさくストップかける執事
・成人してからずーっと=すでに行動した結果について「もっと精進しなはれ」と気楽に説教してくる隣のおっさん

なんとなく目の上のコブ的存在だった土星ですが、最近また変わってきました。要するに、土星は敵ではないのだ、と思い当たったのです。

土星は味方です。私たちがこの人生をよりよく過ごしていくための心強い堅実な味方。というわけで、私の人生をよくするために土星にも役に立ってもらおうと考えを変えたら……なーんだ、土星って執事というより下僕かも(笑)

たとえば私は最近ものすごく苦しみながらある雑誌にエッセイを書きました、400字×20枚。たったこれだけの原稿にこんなに時間かけてどうするんだ、と自分でも情けなくなりますが、たくさんの資料といろんな思いを消化して昇華させて、書いては直し書いては直していると、そうなってしまう…

実は物書きには向いてないのかも…と後ろ向きスパイラルに入るのもいつものことで、最終的には〆切という強い味方(だって〆切がなかったら一生書き直してるよ、私)に肩を押されて見切り発車して、入稿する、と。

この場合、〆切りは土星ですね。下僕(爺や)が「そろそろお時間でございます」と取りに来たので原稿を渡しました、ということです。そして今回もページに穴をあけることなく、仕事はちゃんと形になります。

土星は、あなたの夢や理想、どうしてもやりたいことなどを確実に形にしてくれる星です。そしてどの星もそうですが、怖がって避けても必ずやってきます。何事もなくすんだと思ってもまったく別の形でやってきます。

この世界に生きて大人になっていくなら、いつかは苦手を克服しなければなりません。克服の第一歩は敵視しないこと。土星を味方につけるにはどうしたらいいかを考えましょう。

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素敵な生き方プロデューサーとしてラジオ出演

6月14日(土)14~16時NHK京都放送局「オトナチック!イベントスペシャル」に出演させていただきました。大学生の恋の悩みに答え、就職その他自分探しを始めたみなさんにアドバイス。収録は5月に行われました。

これまでの名前(向山昌子)ではなく、向真希でとご依頼をいただいたものの、肩書き・エッセイストにはできないし、番組の方針で占星家も名乗れないとのこと…そこで、NHKさんがつけてくれた肩書きは、「素敵な生き方プロデューサー」!

昨年末にホロスコープリーディングを始めてから、どうしても西洋占星術の枠からはみ出てしまう、いいかえればはみ出たがっている自分がいたのだけれど、今回いただいた肩書きで自分のやりたいことが見えてきたような気がしています。

当日の様子を共演したガリバーゲットのアヤヲさんが書いてくれました。→こちら

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