私の知らない私のオーラ(サビアン占星術)
ホロスコープはぐるり360度が12サイン(星座)で分かれています。ひとつのサインは30度。で、この30度を1度ずつ分けて細かく見ていくのが「サビアン占星術」です。私は2007年に1年かけて、占い界孤高の大御所・松村潔先生から教わりました。
さて、以前アセンダントについて書きました。この世に生を受けた瞬間東の地平にあったサインのこと。生まれ落ちた瞬間、その人のなかに流れ込む星からのエネルギーといってもいいでしょう。このエネルギーは、本人が生きていく上で一生使える絶対的なエネルギーです。
けれども、なにしろこの世に出てきた瞬間のことですから、本人が自覚していないことが多いわけですが、それにしても強い! アセンダントを自覚して意識的に磨けば素晴らしい魅力になりますし、人によっては自覚しないまま、アセンダントを生かして仕事にしている人もいます。
じつは、星の力を知らなくても、自覚しないまま意外に使っているんです。たとえば女性の場合、アセンダント(あるいは金星)を磨くようなファッションやメイクを好むとか。
アセンダントについて。私はリーディングのとき、「あなたがまだ気づいていない、あなたのオーラです」と申し上げます。そうして「天秤です」「乙女です」だけでなく、サビアンシンボルを考慮して「気づいていないオーラ」を解説します。
私のアセンダントは獅子座30度。サビアンシンボルは「開封された手紙」です。この手紙には良い知らせが書かれています。届いた手紙をさっそく開封して読み上げ、みんなに良い知らせを届けたい! そんな気持ちにあふれています。
松村先生の解説「この度数の人に秘密はない。良いことがあったら全部教えたがる。アナウンサーとかキャスターとか仕事にしている人も多い」(2007年5月)
私も書くことによって「良い知らせ」をお届けしたいと日々精進していた…ということで、自覚しないまま使っていたわけですね。
今度ラジオのパーソナリティをやらせていただくことになったのも、ここ2年ぐらいアセンの力を自覚的に生かして使おうとしてきたことの結果かもしれません。
星の力は使えます。
でも、たとえば「土星が来てるから何かしたくても動けない」「水星が逆行してるからコミュニケーションが上手くいかない」…こういう話を聞くと、ちょっと違うんじゃないかな、と思います。まず、自分ありき、だと思うのです。
「これをしたい、やろう。土星が来たから着実に、余計なことしないで形にするチャンス」とか「ちょうど新しい契約の話がある。水星が逆行しているからこまめに電話とメールして確実に確認をとろう」とか。気持ちだけ先走って失敗しそうなとき、土星を知っていたら味方につけられます。連絡を忘れがちなとき、水星逆行を覚えていたら、逆にコミュニケーションがスムーズにできるでしょう。
私のアセンダントは獅子座30度「開封された手紙」。このブログも読んでくださるみなさんに良い知らせを届けたい!と思いながら書いています。
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