紅茶の幸せ
紅茶が好きです。
子どものときのリプトンからはじまって、20代前半までは英国のお茶。バブルの頃フランスのお茶がいっぱい入ってきて、一通り飲みましたが少し物足りなくて、行き着いた先はケニアのオーガニックティーでした。
この話は拙著『アジアごはん紀行』などにも書きましたが、すでにインドのお茶の木は古くなっているためか、味がこなれすぎているようで……その点、ケニアの若木からとれるお茶は渋みと強さがありました。
そういう強いお茶を長い間ストレートで飲んでいましたが、ふと気づくと、ちょっと強すぎると感じていました。躰が変わる時期なのかもしれませんし、ちょっと目新しい味、懐かしい味が恋しいのかもしれません。
リプトンは長年の定番として常備していますが、最近はオーガニックのダージリンやフランスのお茶を飲んだりしています。
今日のお茶の時間もそうでした。
全粒粉のドライフルーツ入りのパンを薄く切って軽く焼いて、
オリーブオイルを少しだけつけて。
秋の陽射しをぼんやり眺めながら。
好きなものをささやかに楽しむ生活。
しみじみ幸せだなあと思った午後でした。
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