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代々木駅でめまい

山手線から総武線に乗り換えるとき、階段手前で目の前がふわっとして、気がついたら隣にいた若い男性が支えてくれていた。さっきつけたばかりのリップグロスが何かにくっついたなと思ったら、支えてくれた男性が持っていた単行本のカバーに薄くローズピンクがついているのが見えた。


「すみません、汚しちゃいました」とかいいながら乗り換えの人たちをやりすごそうと手すりにつかまって、そのままそーっとその場にすわって一度目を閉じた。


最初の結婚の直後ストレスからメニエール病になって、以来階段は手すりにつかまる。舗道も道路側は歩かない。など注意していたのだが、めまいの発作が数年に一度になってからはつい…ね。喉元過ぎれば熱さを忘れるのが人間というものです…って、私は特に忘れっぽいし。


さて、目を開いたら足は地面についているし、まわりもちゃんと見える。大丈夫だ、と思ってそっと立ち上がってみた。階段の途中でなくてよかった。


A型ベビーカーを「よっこらしょ」と両脇から持って階段をおりようとしていたご夫婦が「大丈夫ですか?」。その前には、銀髪のご婦人が「大丈夫?」と手すりにつかまった私の手に温かい手を重ねてくれた。


そのたびに、「大丈夫です、ありがとうございます」という自分の声がしっかりしているので驚く。目が開けられなくても10秒後に倒れるときでも普通に挨拶できる。さすがノーアス水星山羊。なんのこっちゃ。


今日のめまいはメニエールの発作じゃなくて、疲れと寝不足からくる脳貧血だったが、まわりの人たち、みんな優しかったなー。ありがとうございました。あんまりなじみのなかった代々木駅、好きになりそう。


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