山羊2.0が始まりますよ
今週を覚えていてください。いつまで覚えていてほしいかというと、15年後まで、です(^^)
人生を一冊の本にたとえると今週は、前の章が終わって白いページがはさまって、次の章が始まる。そんな感じです。
実は、この前の章は今年の1月に読み終わって次の章を読み始めて、あら、これはどういうことだっけ?…と6月に1度前の章へもどって読み直しをしていた。それで、ああ、こういうことだったと納得して、今度は次の章を本当に読み始める。そういうことなんです。
今週の木曜日、11月27日に空の上を運行している冥王星が山羊座に入ります。今年1月に入って、6月に逆行して射手座へもどっていたのですが、今週再び山羊座へ。もう射手座にはもどりません。今後15年間、冥王星山羊座時代が続きます。私たちは新しい次の章を本格的に読む進んでいくわけですね。
冥王星は「死と再生の星」といわれています。シンプルにいえば、これまでの山羊座は壊れます。ぶっ壊れます。根こそぎ壊れて、新たに再構築されます。以前、私は「山羊座が変わります」と書きました。再生というより新生と呼びたい、と。
変わるといっても山羊がヒツジになったりサカナになったりするわけではなくて(笑)よりバージョンアップした山羊に変わるのです、いってみれば山羊2.0(^^)
山羊の本質は実質です。本当の本物があらわれます。「射手座時代に描いた高い理想はよくわかった。それであなたはそれを実現するために何ができるの?」と現実を見通してカタチにする力が問われる時代になります。
少し前のことですが、私はある企業に対して「そのままではだめでしょう」と申し上げました。つまり、冥王星山羊時代に耐えられないと思えたからです。年功序列、肩書きで物事を押し通す、前例を重んじる、……もちろんこれらには大切な意味もありますが、多くは形骸化して意味のないことばかりです。
しかし、この企業が地元の商店街と連携してイベントを企画したり、伝統行事を再現するような仕事をしていると知って、その面をもっと活性化させれば「生き残れます」とも申し上げました。地元の力、伝統行事。これらもまた山羊座的な世界だからです。
最初は実効を伴って構築してきた、にもかかわらず、いつのまにか形骸化していた会社や国や制度は崩壊するでしょう。本来の意味を失い、惰性で続いていること。政治の世界だけでなく、私たちの日常にもいろいろありますね。それらのすべてが見直され、一度解体されて、新たにつくられていくでしょう。それが冥王星山羊座時代です。
もうひとつ。今週28日は射手座の新月です。冥王星山羊座時代初めての新月。前回、最後の新月で高々と掲げた理想、あなたの夢をもう一度思い出してください。
今回もまた夢を描いてください。今後15年かけて実現していきたい夢を、今回は1年ごとにどうなっていたいかひとつずつ具体的にイメージしてください。それらのひとつひとつを、あなたはこれから15年かけて実現していくことでしょう。この世界を俯瞰してみずからのポジションをしっかり見極めた上で、夢を必ずカタチにする。それが土の活動宮である山羊座の本質だからです。
| 固定リンク
「土星とか冥王星とか」カテゴリの記事
- 新月にとらわれないで、今こそ土星をみてください。(2020.04.23)
- かつて誰も経験したことのない時代が始まります。(2020.02.27)
- 土星を味方にすると、私たちの人生は豊かになる。(2019.04.30)
- 土星の力を借りて幸せになる方法(2018.11.20)
- 中途半端な「オリジナリティ」を捨てる勇気を持ちましょう。(2018.07.24)