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死ぬときのホロスコープ

生まれたときのホロスコープがあるように、亡くなるときのホロスコープもあります。生まれたときのホロスコープ(チャートともいいます)を「出生図」とか「バースチャート」とか呼びますが、私は亡くなられたときのホロスコープを「あちらへ帰る図」と呼んでいます。

生まれたときのホロスコープが「天から与えられた運命」だとすれば、死ぬときのそれはいわば「自分自身がつくりあげてきた運命」といえるかもしれません。

以前、小林随風先生が、青島幸男さんが亡くなられたときの図を解説されていました。 →スプリングポイント旧サイト

あちらへ帰るときのホロスコープからはその方がご自身でつくりあげてきた一生が読み取れるとしても、「未来を読み取って計画を立てるならわかるけれど、過去を読み取って役に立つの?」こんな疑問をお持ちになるかもしれません。

亡くなられた方にどんなによくしてあげたとしても、こちらへ残された方たちにはきっと何らかの悔いが残るでしょう。そんなとき、「あちらへ帰る図」を読み取ることから、逝かれた方への許し、そして残された自分たちへの許しが生まれます。

許す、ということ。「供養」とはそういうことだろうと私は思うのです。

私の「素敵な生き方プロデューサー」の仕事はいろいろあります。大切な方を送られた後、「あちらへ帰る図」を読み取ることで、こちらに残された方たちが、許しとともに新たな日々を明るく強く歩んでいかれるようなお手伝いもいたします。

ところで、たとえばどうしようもない「あちらへ帰る図」があったとして(何をもってして「どうしようもない」かはおいといて)その同じ時刻に生まれた赤ちゃんたちは、どうしようもない「出生図」だからどうしようもない人生を歩むのでしょうか? もちろん、そうではありません。
人は誰しも「天から与えられた運命」を自分の意志で、まわりの人たちの力にも助けられながら、自分なりの人生をつくっていくからです。

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