月と金星が変わらなくても、運命は変えられる
「運命を変えるスキル」をお伝えしたいと思うのは、実は、この世で一番運命を変えたいと思っていたのは私だったからです。
なぜかというと、月と金星が…トランスサタニアンとハードアスペクトしか持っていません。とくに月は冥王星と90度だよ。(11月25日追記。微妙に違ってました。金星は火星ともアスペクトあります、でも90度(^_^;)
こんなの、お読みになっても「へー、それで?」な方がほとんどかと思いますが、占星術をご存じの方なら「それは大変」または「不気味な人にちがいない」とお思いになるかも(笑)
限界を超えてしまう冥王星から、太陽系の外からの圧倒的なパワーをチャージされている私の月は、物書きとか占い師という仕事には非常に役に立ちます(まだ自由自在に使えるところまでは行きませんが、どろどろに疲れきって思考が眠ると意識的にこの力を使えます、今後はもっと使えるようになるでしょう)。
しかし、個人としては厳しかった。つらいとか寂しいとか悲しいとか、すべてのネガティブな感情をちょっとやそっとではなく、限界を超えるところまで逃げないでそのまま味わいつくしてしまう。過酷でした。
最近この月と金星を、ある占い師の先生がこのように書いてくださいました。
「向真希さんの月や金星は大変な事になっていますものね。
しかし、それを上手に作品に投影しているのがわかります。
『モンスーンの花嫁』では、離婚してしまった女性のお話などを書くのが得意な人だという事がわかりました。これは井上靖『北の海』女性版ではないかーと思いました。」
過分なお言葉に恐縮しつつも、ああ、私はそうだったのだ…と涙が出そうになりました。
女性天体である月と金星、どちらかならともかく、両方とも「貧しい」のは占星術では「女として不幸ですね」という意味になってしまいます。占いの勉強を始めたのは、どうにもならない自分の月と金星をなんとか昇華したかったというのも理由のひとつかもしれません。でも、私はそれよりずっと前に、すでに「書くこと」に昇華する道を見つけていたのだと気づきました。
生まれ持った私の月と金星は変えられません。でも、運命は変えられます。
人は誰でも幸せになろうと無意識にもがいています。それを意識化して方向付けするのが、「運命を変えるスキル」です。
| 固定リンク
「運命を変えるスキル」カテゴリの記事
- 変えましょう、まず日常から。(2020.04.04)
- いやな癖を直すより、新しく好ましい癖をつくるほうが早い(2020.02.12)
- 中途半端な「オリジナリティ」を捨てる勇気を持ちましょう。(2018.07.24)
- あなたの企画を実現する方法(あるいは願い事を叶える方法)(2018.07.10)
- 星の力で幸せを実現するには?(2018.05.22)