占いにふりまわされるヒト
先日、私は自分の仕事の方向性についていくつかのことを計画しました。そして今までこんなことをしたことはなかったのですが、占いで見ていただきました。結果はだいたい思った通り。「やはり占いは利用するもの。背中を押していただけた」と納得しました。
しかし、そのとき、ふと思い立って、息子の志望校についても占っていただきました。
息子は受験生です。本人が飄々としているのと母親が多忙なくせにのんびりしているのと、私事で取り込みが重なったせいもあって、12月になってようやく学校見学に行ったり学校案内を取り寄せるような状況で、当然志望校はなかなか決まりません。ようやくいくつかにしぼれたような段階です、この時期になってようやく。
で、占いですが、「合格しますか?」という質問はしません。みなさんにもお伝えしておきたいのですが、そういう質問は意味がありません。「試験に受かるかどうかは占いの問題ではありません。ちゃんと学べば受かることが常識であり、このような日常的な事柄に占星術を持ち込む過ちを犯すことなく、適切な活用法さえ心がければ私たちは大変大きなことを学ぶことができます」(松村潔先生)。
私の質問はこうです。「この学校へ行ったらどうなりますか?」--結果はすべて大凶。「え…?」と苦笑いしながらその他にも候補になった学校をいくつかあげていったのですが、ことごとく大凶。私はさすがにうろたえ始めて、占いの先生も「他にないですか?」……。
そして最後に「大吉」の学校が見つかりました。が、偏差値的にも経済的にも地理的にも、いやー、なかなか厳しい大吉でした。大吉は遠いのね、あらゆる意味で。
あー、どうしよう。帰りの総武線で、私の頭のなかには「大凶」が点滅。新宿で乗り換えるとき、「そういえば明日のブログに何を書くんだっけ? 途中まで書きかけてあったのは、えーと」
――占いは利用するものです、決して「星がこうだからこうなるにちがいない」「星のせいでああなった、こうなった」とふりまわされるものではありません。――
つまり、こんなことを書こうとしていた矢先、私はみごとにふりまわされそうになっていたわけですよ、占いに。
「まだ未熟なのに、偉そうにこんなこと書いてはいけません」ということだったのかも。
だったら、ふりまわされないでふりまわしてやる! さっそくこの大凶エピソードを占い師仲間・占いの勉強仲間・話のわかる友人たちにおおげさに楽しげに話して、自分の未熟さを笑いのネタにさせていただきました(大凶もタダではいただかないのでございます)。
息子に? 言いましたよ、もちろん。
「あそこも、ここも、あっちも、全部大凶だったよー、あはは」
「ふーん(平然としているのが息子のいいところ)あそこもここもあっちも食堂ないから、お母さんが3年間毎日お弁当つくらないといけないしね」
……大凶は、母にとっての大凶だったのかもしれません……(^_^;
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