甘いジュースと苦い煎じ薬
「敵を欺くにはまず味方から。自分から」――土星を敵だと思っている人はまず自分を騙すことから始めましょう。
木星は「シンプルにすぐ幸せをくれる星」ですが、その幸せを継続させるのは土星の力です。「土星は最終的には幸せにみちびいてくれる星」です。このことをまず自分に言い聞かせる。「ホントか?」と疑ってもいいからとにかく強く思う! 寝る前か朝起きたとき、口に出して言う! そして「そっかー、そうだったのかー」とシンプルに思う! 強く思ったら忘れてよし!(潜在意識に入れちゃえばこっちのもんです)
ま、でも「土星が最終幸福天体であること」はホントなので、最終的には騙されたと思ったらホントだったね、みたいなことになります(「幸福」の意味は事実をどう解釈するかだけの話なので)
木星を甘いジュースだとすれば、土星は煎じた苦い漢方薬みたいな感じです。
ジュースは口当たり良くてうれしいのですが、ずーっと飲み続けたら太ります、健康にもあまりよくないです。煎じ薬は苦くて飲むのが嫌でも、ずーっと飲み続ければ慣れます、健康にも役立ちます。
なので、ジュースは12年に1回ぐらいお腹いっぱい満足するまで飲むのが良いのです。苦い煎じ薬が好きな子どもなんかいませんね、でもある程度の年齢になるとありがたみを実感できます。苦くても嫌いでも続けた人が心の平安を得ることになります。たとえ人からどう見えたとしても。自分の心が知っている。
「土星が幸せに結びつくなんて思えないよ」という方は、まず占星術の基本を知るのがいいかも。自分にとって何がどんなポイントが「苦い煎じ薬」なのか、ロジカルに理解することが恐れを緩和していきます。webや本を買って独学でも十分と思いますが、気づかないうちに予断や偏見にまみれていきがちなのでそこは気をつけて。たとえば「凶星」(マレフィック)「凶角」などという言葉とか、ハードアスペクトをハードなまま読んでしまいそうになったら注意した方がいいと思います。
| 固定リンク
「土星とか冥王星とか」カテゴリの記事
- 新月にとらわれないで、今こそ土星をみてください。(2020.04.23)
- かつて誰も経験したことのない時代が始まります。(2020.02.27)
- 土星を味方にすると、私たちの人生は豊かになる。(2019.04.30)
- 土星の力を借りて幸せになる方法(2018.11.20)
- 中途半端な「オリジナリティ」を捨てる勇気を持ちましょう。(2018.07.24)