というほどのことはなく、15歳で家を出てからお誕生日のお祝いなんてやってもらえなくなり、結婚していた合計20年間も配偶者たちが頼んでもやってくれない人たちだったりしたので(途中息子が一度だけ学童クラブでつくった手編みのマフラーもどきをくれた)セレモニーとは長年縁がありません。
でもいいんです、金星水瓶だから。中途半端なセレモニーならいっそいらん。結婚式も披露宴もきらい。お宮参りも行かなかった(しかし、アセン獅子だし、山羊が強いので本当は徹底的にやりたいらしいんですけどね←他人事のよう(^_^;)。
が、占星術を勉強し始めてからは「太陽回帰」(ソーラーリターン)を見るのが自分なりのセレモニーになりました。
毎年誕生日あたりで、太陽が出生時の太陽と重なるときがあります。春分や秋分の日が毎年違うように、毎年ちょっとずつずれます(12星座の星占いで星座にまたがるあたりに生まれている方は、一度正しい星座を確認することをおすすめします)。このソーラーリターン図で、その1年のテーマや雰囲気、気分なんかをさっくりと読んでみるわけですね。
ということで、自分を例にとってやってみます。今年の太陽回帰は昨日でした。
この1年の雰囲気をあらわずアセンダントは天秤13度。サビアンシンボルは「シャボン玉をふくらませる子どもたち」。シャボン玉みたいに次々に遊び心いっぱいのアイデアが浮かびますが、長続き・固定化を嫌います。多角的多面的なアイデアの宝庫みたいなイメージ。ルーラーである金星は、仕事の現場である6ハウスに飛んでいます。アセンのこの力は仕事で発揮する、と。
さて。この1年のテーマである太陽は、4ハウスにあります。ついでに火星、水星、木星も4ハウス。いずれにしてもお家のなかがテーマになるようです。春には息子が高校生になる(予定)なので、家のなかも変わるでしょう。てきぱきお掃除したり(水星)ケンカしたり(火星)仲良くしたり(木星)にぎやかな1年になりそう。
この1年の気分をあらわす月は、2ハウスにあります。2ハウスですからお金が気になります、良くも悪くも。度数は蠍17度。サビアンシンボルは「自分自身の子どもの父である女性」。自己生殖(笑)しちゃうぐらい内面に深く沈みこんで、自分らしさについて考えるみたいな意味ですね。自分自身の稼ぎ能力について徹底的に考えるとか。
関連して土星が12ハウスにあります。乙女22度=サビアンシンボル「王家の紋章」。やはり自分らしさですね。この社会において価値ある自分ブランドをつくりあげていきましょう、という感じ。12ハウスなので占いやメディア系の仕事は、土星っぽく着実に手を広げすぎないで洗練させていくべき。
目立つアスペクトを見ると、月は火星と60度。内面に深く沈むといっても陰鬱ではなく明るい感じです。仕事のお部屋である6ハウスの金星(アセンのルーラー)天王星と120度。MCとも120度。楽しく仕事しながら、自分自身の価値とギャランティについて考え直すということですね。
深読みすればいくらでも読めるんですが、ソーラーリターンなのでさっくりと読んで足りないぐらいでやめておく。あとは実際に体感していくわけです、1年かけて。
さて、向真希のリーディングではもちろん、あなたの太陽回帰も読みますよ。お誕生日近い方は予約のときお申し込みください。大好きなあの人へのバースデーカードに太陽回帰のイメージを書き添えるのも素敵です(^^)