山羊は1回死んで行く
ミステリーのタイトルにしてはオマヌケですが。
冥王星の意味は、破壊と再生あるいは死と再生。私は新生と呼んだりもしていますが、たしかにここしばらくの状況を見ていると、破壊、死、一度徹底的に壊さないと、新たにバージョンアップして生まれ変わることは出来ないのだなと思います。世界的にも、個人的にも。
しかも派手ではないんですね。壊れてすっきりとか、華やかな暗さみたいな娯楽性は見えない。壊れたら後片付けも必要だし、実質・中身を構築し直さなければならない山羊時代は、さすがにルーラー土星だけあって地味で手堅いです。でもってなかなかバージョンアップの成果が見えなかったりと、ほんとにいろいろ面倒ではあるけれど、それでも面白い時代に生まれ合わせたなと私は思っています。
冥王星山羊時代はここまでの10サインの総まとめでもあります。このあと、すべての枠組みを超えて新たな世界をめざす冥王星水瓶時代、そして成功も失敗も理想も現実もすべてをあわせのむ魚時代が来て、それからまた新たな12サインを始める最初のサインである牡羊時代が始まります。
こうしてたどっていくと、永遠に生きていたくなりますね(^^) 古代バビロニアに端を発したといわれる占星術に関わってきた先達は、きっとみんなそうだったのでしょう。不老不死伝説は、歴史をたどれる手法を持った人たちの永遠の願いなのかもしれません。
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