アセンダント雑感
「ビューティー占星術入門講座」の企画がらみでヘアメイクを仕事にしている友人が中野トナカイに来てくれました。ふだん金星でメイクしている人を、アセンダントでメイクし直して「似合うメイク」を実例でやってみようと考えていたので、彼女にも相談にのってもらっていたわけです。
このとき彼女の生年月日を訊いたのですが、どうやら夜らしいというだけで時間はわからないとのこと。たまたまその場にいらしたまついなつき先生に
「彼女のアセン、何でしょうね?」
「山羊だね」(言いきる)
たしかに雰囲気は山羊っぽいのですが、チャートで出生時間をずらしていったらどうやら違うような…夜だと、アセン蠍あたりで海王星がコンジャンクション…。
「あ、それだわ」(再び言いきる活動宮のまついねえさん)
固定宮グランドクロスの私は、他のアスペクトもいちいち検証して、
「おめでとう、アセン蠍で間違いないでしょう!」(笑)
アセンダント(生まれつきの「似合う」)について面白いなーと思うのは、
●ご本人が自覚していない場合も多いようです。
●しかし、おしゃれして恋をして仕事して「自分なりに一生懸命」生きてくればたいていの場合、金星(好き)が自然にアセンダントと折り合いをつけていたりします。
●アセンの見当がつかない場合はたいていアスペクトに理由があるようです。トランスサタニアンがハードに関わっているとか。
●アセンも金星もなんとなく、雰囲気と違う…という場合は、
(1)月で装っている
(2)母親の意見による(つまり母親の金星が娘で開花)
(3)リリスが目立つところにある、強いアスペクトとか→まだ検証段階
なお、アセンは自覚していない部分なので「心外だとムッとする」という方もいるかもしれませんが、私の経験では「自分の意外な魅力を発見」と喜ばれる方の方が圧倒的に多いです。というよりほぼ全員がそうですね。
つまり、アセン(似合う)は金星(好き)を否定するものではないので(仮にハードアスペクトをとっていても否定にはなりません、「自分なりに一生懸命」生きてくるとハードをハードとして使わなくなるのです)それぞれを調整して近づけていくのは、新しいオシャレに挑戦するワクワク感をかきたててくれるからだと思います。
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