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2009年4月

スマイルセラピー

ほがらか、と言いかえてもいいですね。たとえちょっとぐらい何かあっても、いつも笑っていられる明るさ。ほがらかさ。

だいぶ前ですが「アリーmyラブ」というドラマのなかに「スマイルセラピー」が出てきました。つらいときほど、苦しいときほど笑う。無理してでも笑う。つくり笑いでもかまわない。笑ったときとそうでないときとでは、脳の反応が全然ちがうそうです。

以前書いた本で「笑顔セラピー」としてこのことを書きました。笑うことで(たとえ、つくり笑いでも)周囲の人を癒やし、自分もまた自分の笑顔に癒やされます。

助けてくれる人はどこにでもいます。もうダメだ、ぎりぎりだ、と思っていたはずなのに、電車のなかで小耳にはさんだ赤の他人の言葉で「くすっ」と笑ってみたりとか。
私は最近、ノートPCとか資料とかずっしり肩にくいこむバッグ持って、夕食の買い物してへとへとになった帰りに、ばったり会った友人が明るくて、気がついたら笑いころげていました。

ほがらかでいましょう。ウソでもいいから。笑いシワは人生を豊かにしますが、眉間のシワは人生を暗くします。笑うことも習慣です。笑っているうちに笑い癖がつきます。そしたらもうこっちのものです(^^)

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明日(30日)は中野トナカイです。早めのお時間はずーっと空いています。突然いらしてもたぶん、ほぼ大丈夫。連休中の恋のゆくえ、デートの作戦、連休明けの仕事対策など、タロットなら10分1000円。さっくり、きっぱり、やんわりお答えします(^^)

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夢は勝手に叶っていく

乱暴な言い方ですが、そうなのです(^^) 

私が「あれがあーなるといいなあ」と秘かに思っていると、勝手にそれがそーなっていく。あたかも女王様が「あれがあーなっておくれでないかえ」と命令したかのように。
そこで私はこの現象を女王様モードと名付けておりますが、最近、きゃあああ!と叫びたくなるぐらい、勝手にそれがそーなってくれることが重なりました。

女王様モードのコツは、まず「あーなっておくれ」の内容が自分のためだけではないこと。ちょうど女王が万民のためを思い、万民に尽くすように、ですね。
次に一度思ったら忘れる。しつこくイメージトレーニングを続けるのは大事なことでもありますが、いつの間にかただの執着に変わっても習慣でこだわったりし始めるようなので。

それに、人間は物事には表もあれば裏もあることを知っていますから、100%(かそれに近い)信頼は常に裏切りの危険をはらんでいる。愛はふとしたきっかけで憎悪に変わる。夢を叶えることに執着すると、同時に、夢破れる瞬間を想像し始めます。

一度そのように心配し始めるとなぜか心配したとおりになる。いかん、心配しないようにしよう、と意識した時点で、もう心のどこかで心配が始まっています。そうすると、そのとおりになる。

こういうときは、「あ、心配し始めたね」と自分で自分にささやいて、じっとしている。大事な陶器のカップにふれるみたいに、そっと心配の表面をなでたりしながら、じっとしている。すると、心配はなくなりませんが、それ以上大きくもならない。気がつくと心配は小さく萎んでいく。そんな感じです。

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「生きる意味なんか」と15歳が言う

「生きてる意味なんか細かく考えるの、意味ないと思うんだよー」と、息子が言います。この春から高校生になり、今日初めて倫理の授業を受けた感想だそうです。

「だって、こうやってカラダがあるから生きてるわけで。この世でカラダ使って、めいっぱい、いろんなことやってくために生きてるんだから。それでいいんじゃないの」

彼にいわせると「カラダはただの入れ物で、魂は飽きたら出て行く」そうです。身近な人の死を経験したことで彼なりに得た結論のようです。

で、私は言いました。「うん、その通り。それがわかってるならよし。だけ物事には必ず意味がある。イヤなこと、キライなこと、意味がないと思うことほど、あとでふりかえると意味があったりする。だから授業はちゃんと受けなさい」「ちぇっ。やっぱりそれか」(笑)

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ども。良妻賢母型の向真希です(^^)

ちょっと前に手相講座(武者江梨@中野トナカイ)で、「良妻賢母」と太鼓判おされた私です(しかし2回とも離婚)今月から人相術講座にも行き始めました。メイクとの関連を探りたいのもあって。

ということで、手相と人相が最近私のなかでちょっとブーム。そこで、昨日「赤い薔薇の男占い師イベント@中野トナカイ」で、いろんな占術が使えてもちろん手相観としても有名な井の頭の兄・木下順介さまに手相を観ていただこうともくろみました。

「会場関係者のくせに一番に予約入れるってどうよ!」とつっこまれながらも、誰も予約票書いてないから呼び水になりますよ、と言い訳しつつ。

「こんにちはー、お願いしまーす」「はい、質問は?」(…あ、え、質問?質問は…手相だ手相だとそればかり考えていたので、質問を考えてなかったのです。焦るあまり口走ったのは…)「今後5年以内に仕事で成功してお金が儲かりますか?」

ということで、この質問にはホロスコープで答えてくださいました。

世界で一番何回も見ている自分のホロスコープ。なのに、なるほど! そこでそうくる!具体的な言葉がばしっ、ばしっ。わずか15分でここまで切り込めるのかー。ベテランの先生方に見ていただくのはそれだけで勉強になる。大事。

この日は業界を代表するイケメン占い師せいぞろい。で、それぞれにオーラが素晴らしかった。占い師は、あれですね、やっぱり「出演」ですよ。出て、演じる。これです。

ところで、制限時間最後の1分で、私は未練がましく両手を出して「手相ではどうでしょうか?」と質問。「お父さんは公務員か自営業ですか?」「あ、当たってます。山持ちで、もと公務員です」これで終了。
そして井の頭の兄は再びチャートをごらんになりつつ、「あなたは結婚したら一生懸命良い奥さん、良い母親をやってはダメです。いつも遊び感覚で楽しく気楽に行ってください」…良妻賢母型だけど、良妻賢母をやってはいけない私なのでした。

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3回目終了!

本日、ビューティー占星術入門講座第3回目が終了いたしました。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。毎回そうなのですが、オシャレに興味があって生き生きとした素敵な方ばかり集まってくださって、講座を始める瞬間、本当に本当にうれしくなります。幸せ。

3回やってみて一番の反省はどうしても時間が足りなくなること……今日も2時間で、たぶん5時間分ぐらい内容をつめこんだので今頃頭がはちきれそうかもしれませんが(笑)どうぞ少しずつ日常のなかで「あなただけのキレイ」を実践していかれますように!

えーと、5月もやる予定です。今度から3時間確保させていただいて、もう少しゆったり取り組めるように工夫したいと思います。オトコを落とす(言葉悪い?じゃあ、ひっかける?もっと悪いか)火星の磨き方も知りたいですよね。

まずは3回目終了のご報告でした。午後、赤い薔薇のオトコ占い師たちの鑑定大会も大盛況。私も井の頭の兄・木下順介様にホロスコープを見ていただきました。あ、それと毎回ビューティー講座にオブザーバー参加してくださっている有元観音@中野トナカイにも感謝の赤い薔薇を(^^)

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「黒を着ると不幸になるんですか?」

最近ときどきこんな質問が届きます。スピリチュアル系の方やいろんな方がおっしゃっているそうです。肌が汚くなるとか、早く老けるとか、ウツになるとか。私も言われたことあります。

明日のビューティー占星術でもお話したいと思いますが、「○○すると○○になる」というのは、そうだと思えばそうだし、ならないと思えばならない。でもそう思えないなら、そうなるというていどのこと。禅問答のようですが、私はそう思っています。
これを前提に、ではなぜ「黒がだめ」といわれるようになったのか?――明日のビューティー占星術入門講座で、20年近く黒ばかり着てきた私がこの件についてもくわしくお話しますね。

参加される方はお気に入りのお洋服とメイクでいらしてくださいね!暑かったり冷え込んだりいろいろですが、どんなときにも自分だけのキレイを手に入れる心意気で。強く優しく美しく。生きる姿は薔薇の花(^^)

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「中野トナカイ」イベント月間は大絶賛好評進行中! 明日の講座のあと、14時から業界を代表する男占い師さんたちの鑑定大会です(正式なイベント名がわかりません・笑)私も手相とかタロットとか見ていただく予定。鑑定待ちの列に並んでいたら声かけてくださいね(^^)

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疲れたときの美味しいお菓子、みたいな

なんだか、どうも弱っているというか疲れています。きっといろんなことが過渡期なんでしょう。男子高校生の毎日のお弁当作りも含めて(笑)
さて昨日は中野トナカイ出勤日。岐阜からいらした方がおみやげ(さしいれ)にお菓子をくださいました。美味しいお菓子ってすごいですよねー、生きてる実感。ちとオーバーだが、ほんとにそんな感じ。Tさん、ありがとうございました(^^)

中野トナカイでリーディングさせていただくようになってから遠くからいらっしゃるお客様も多いです。これは少し前に九州から来てくださった方からのメール。やっぱり美味しいお菓子のように私を励ましてくれました。

>向さん。
>あの日のリーディングは
>私の滞って固まっていた感情に、鍼を打ってくれました。
>なんか本当に「流れている」という感じです。
>軽くて気持ちが楽です。
(略)
>ほんと、向さんは名医だったんですよ。
>ピンポイントで的確な言葉をいただき、
>ぐりぐりと効きました。

>これって、向さんの今まで経験してこられたことと
>向さんの未来への考え方
>(いわゆる「占い師のフィルター」というもの)が
>今の私にあっていたと思うのです。
>占い師と見てもらう人の相性って、大事だなと
>心底思いました。
>向さんで良かった、そんな向さんをひきあてた
>自分てえらい!って、帰り道、自画自賛してました。

>私を含め、たくさんの人を解放して勇気づけておられる
>向さん自身が幸せでありますように、

私の占いは占いにおける東洋医学でありたい、とわかったようなわからないようなことをぼんやり考えているので、「鍼」という比喩は素直にうれしかった。そして私の幸せを願ってくださるお気持ちに涙がでそうでした。Iさん、ありがとうございました(^^)

「占ってもらったけどなんだかすっきりしない」場合も、きっとあると思います。原因は、まず占い師のフィルターがご自分に合っていないこと。それからご自身がどれだけ自分をオープンにできるか。素直になれる勇気を持てるかにもよると思います。事実は事実でしかありません。幸せと解釈するか不幸と解釈するかは自分次第。運命を変えるスキルは、ここから始まります。

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ビューティー講座にキャンセルが出ました~

今度の日曜日、19日午前11時からの「ビューティー占星術入門講座」にキャンセルが出ました。今からでも「参加しようかな」という方はご連絡くださいませ!
くわしくは
、→こちらです!  昨夜遅くにお申し込みいただき、再び満席となりました。ありがとうございます!

えーと、とりいそぎ。とりいそぎんちゃく。←パソ通時代こういうのが趣味だった。おはようございますのすし。ごめんなさいのつの。とかね。後年NHKの「おかあさんといっしょ」で「ごめんな、ごめんな、ごめんなサイです♪」という歌が流れてきた。時代が追いついてきたなあと思ったものでした。

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ゲイバーでスカウトされた

疲れております。昨日は珍しく更新をサボリました。どんなに疲れていても働く180度(オポジション)の「表現衝動アスペクト」を2つも持っている私が「疲れました休みます」というのはめったにないことなのですが、ときにはあるのね。ってこの文章自体、相当疲れていますねー。

では、疲れたときこそ笑える話…考えていたら、まついなつきねえさん@中野トナカイのブログ → 今度の日曜日、薔薇の香りに包まれたオトコ占い師イベント

途中に書いてあった一言でちょっと思い出しました。

>真希ちゃんもちょっと中性的ではありますね。

はるか昔のお話です。25年とかもっと前ぐらいでしょうか、クライアントや上司のオジサンたちによく六本木の高級(?)ゲイバーへ連れて行かれました。
あるときあるお店で「あら~、かわいい~…なんだ、オンナか」(笑)
次行ったときは「(性別を)内緒にしたげるからうちで働く? コピーライターの10倍儲かるわよお」とこっそり耳打ち(^^) オネエさんたちはみんなキレイだし、意地悪で面白くて優しくて、一瞬だけ本気でお願いしようかと安月給だった私は考えました。

でも、私がものすごく男の子っぽい感じだったとかそういうわけでもなくて、今とほぼ同じ感じでした。当時はたしかカルバンクラインのスーツ、好きだった。あと原宿を隅から隅まで見て買いそろえたHLまがいのカジュアル系コーディネートとか。外見はどこにでもいる「働くお嬢さん」だったはず。

でも意識は明らかにちがいました。なんとなく自分が「一般的な女のふりをしている」ような気がしていた。金星天王星(水瓶獅子)は「人と違う」が命。そして「いわゆる女の色気」には反抗。感性豊かなオネエさんたちは私の外見や性別より水瓶的「意識」を見破ったのだと思います。

というわけで、今週末も中野トナカイはイベント盛りだくさん。日曜日は第3回ビューティー占星術講座です。参加してくださるみなさん、お待ちしています。みんなでトゲいっぱいの赤い薔薇になりましょう(^^)

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サビアン「花かんざしが重すぎる女」

これは魚座31度のサビアンで、意味は「12サインを経験するなかで、あまりに多くの経験を積み、また膨大な知識を得た女性。それらの経験や知識を取捨選択する前にとにかく花かんざしに変えて、頭にどんどんさしていったため、頭が重くて歩くのが大変な状態になってしまった」――ウソです(笑)

念のため、魚は(というか各サインは)30度でおしまい。魚の31度は次の牡羊1度になります。*数え度数の場合

えーと、つまり、この女は私です。このカラダと頭とココロに、この世での経験や知識のてんこもり。インプットしっぱなしでアウトプットまでにえらく時間がかかる。とにかく整理するまではどれひとつとして落とさないように、花かんざしだらけの頭を左手で支えながら、そーっと歩いています。

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充実の性生活(笑)

疲れぎみなので楽しい話を探していて思い出しました。
しばらく前「グランドトライン」について「私は惑星のグランドトラインを持っていない」と書きましたが、感受点であるリリスを入れるとあります。冥王星・土星・リリスが、それぞれ乙女・山羊・牡牛にあって土のグランドトラインを形成しています。

教科書的にシンプルに解釈すると、
  妖しいやり方で(リリス)
  物事をカタチにしていく(土星)
  非常識なほどの底力(冥王星)
こんな感じになります。
妖しいやり方、というのは魔法を使うわけではなく、自分自身の影(シャドウ)の部分も総動員して、というような意味合いです。酸いも甘いもかみ分ける大人のグランドトライン。冥王星がらみなので世代の使命を帯びています。

最初にこのグラトラを発見したときある先輩占い師さんに見せたら、
  晩年(土星)
  充実の(冥王星)
  性生活(リリス)

……さすがです(笑)

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これが女の生きる道

いえ、男だっていいんですけど。

自分の生きる道が「わかった!」と思うとき、ありますよね。
いつもというわけにはいかないかもしれないし、
収入に結びつくとは限らないし、
今やっているのとは全然違うことかもしれない。

でも、「あ、これだ」と思う瞬間--

今日、私はそういう瞬間を経験しました。
どういう道かというと…それはまた近いうちに(^^)

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今日・今週・今月の自分ナビ

たとえば「来週デートなんですけどカレの気持ちは?」「この人と復活愛は可能ですか?」「就職先は3社のうちどこがいい?」みたいな待ったなしの質問にはタロットも有効です。

私の場合、ご予約なら占星術とタロットを組み合わせるのが基本ですが、ときどき予約なしで10分か20分だけタロットリーディングをご希望の方たちもいらっしゃいます。予約の方が優先なのですが、開店後すぐとか閉店間際ならほぼ空いているので。

以前「自分へのお年玉がわりにニットを一枚買ったつもりでリーディング(Bコース+延長」を受けに来ました」という方がいらっしゃいました。
お試しタロット(10分1000円)は、コーヒーとケーキ1回分程度で、今現在の状況や近い未来を探れるわけですね。中野トナカイのほとんどのメンバーが10分1000円ぐらいのお試しメニューを取り入れています。今週今月の自分ナビとして、ぜひご活用ください!

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「毎月鑑定受けてもいいんですか?」

コーチングという言葉がだいぶ一般的になってきましたね。コーチとかメンターとか、占い師も広い意味でそういう仕事のひとつではないかと私は思っています。100%鵜呑みにしたり依存したりするわけではなく、よりよい道を示唆してくれる人、あるいはその道を探るサポートしてくれる人、みたいなイメージです。

ときどきご質問いただくのは「リーディング(鑑定)はどのくらいの周期で受ければいいですか?」「「毎月来たらダメですか?」とか。

時期はご自分次第で決めていいと思いますし、不定期でいいわけですし、1回だけでも毎月とか毎週ももちろんダメではないです(^_^; 
でも占星術の場合(特に第1回目のリーディングの内容は)基本の運勢をお伝えしますし、その後だいたい3カ月から半年ぐらいはそれほど状況に変化はないと考えていただいていいと思います。
その方によって今後10年ぐらいの見通しをお伝えすることもありますし、ここ数カ月はこんな動きがあるとお伝えすることもあるのでいちがいには言えないのですが。

そしてかなり大きな変化の時期、人生の局面ににさしかかっているとき、自分より周囲が慌ただしくてなんだか変だなと感じるとき、なんだかわからないけれど不安…というようなときは、「自分チェック」の意味で翌月とか翌週とかに来ていただくのもウェルカムです。ご自身の内面の「危機感」を抑え込まないでくださいね(^^)

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苦しいことばかり続く、という人は

あー、これって、かつての私ですわ。生きていること自体不思議なときってありますね。苦しみが続くと食欲はまったくなくなりますが、泣いた分の水が足りなくなるのかカラダは水分をほしがる。となるとトイレにも行く。こんなに苦しんでいてもオシッコ出るんだーとかね(^_^;

「私には苦しいことばかり続く」――もし、あなたもこんなふうに感じているとしたら、それはあなたに生きていく力があるからだと思います。

友人が飼っていた室内犬が、一度ドアに尻尾をはさまれたそうです。次からそのドアを通るときは、大きく開いていても駆け抜けて行く――という話を聞きました。動物は痛い目に遭うと、二度とそんな目に遭わないように危険を避けるようになります。生きるために「記憶」しておくわけですね。

人間も動物です。このカラダを持ってこの世界を生きていかなければなりません。つらいこと、悲しいこと、苦しいことに出遭ったら、二度とこんな目に遭わないようにと「記憶」しておこうとするのでしょう。
人に対してやってしまったことよりも、やられたことを覚えていることが多いといわれますが、これもそのためだと思います。

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毎年同じ季節に体調を崩す、という人は、

「この季節、必ず風邪をひくんだよ」「失恋するのは春先が多い」「毎年この季節はウツっぽくなる」とか。
カラダかココロのどちらかに、毎年ほぼ同じ季節に変調をきたすときは、占星術なら、たとえば太陽を見ます。

天を動いているトランシットの太陽は1年で1周するので、毎年同じ季節に、あなたのホロスコープのなかの同じ場所(ハウス)を通っていきます。このとき、太陽があなたの生まれつきのホロスコープにどんな影響を及ぼすか。主にどんなアスペクト(他の天体との角度)をとるか見てみると、原因が探れます。

アスペクトはソフト(良い角度)なのに…という場合もあるかもしれません。たとえば生まれつきハード(厳しい角度。でも厳しさを乗り越えて新しいものを創り上げていく力でもあります)なアスペクトに慣れていると、ソフトアスペクトが苦手な場合も出てきます。

特に目立つ角度はとらないのに…という場合もあるかもしれません。そんなときは、たとえば生まれつきのホロスコープで惑星の入っていないハウスがあって、トランシットの太陽がそこを通過するとしたら…わりと大きな変化ですよね。ふだん灯りをつけていないお部屋に、年に一度いきなりぎんぎんに明るい照明が設置されるみたいな。その違和感は、カラダの不調やココロの動揺の原因にじゅうぶんなりうると思います。

そして、もうひとつ。記憶は上書きされると強くなっていく面があります。「本当につらかったあのとき、桜が満開だった」という記憶が、満開の桜を見ると「つらかった」記憶を想起させ、「桜→つらい」と上書き強化されていくのです。
この場合は記憶をゆるめること。一番簡単なのはつらさを上回る「楽しさ」で上書きしていく。ほら、失恋を癒やすには新しい恋を見つけるのが一番のお薬になりますよね。あんな感じです。

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家庭料理の宿命

そのひとつに式名称や決まったレシピのないことがあげられます。たとえばうちの場合こんな感じ。

「インドのごはん」→アーユルヴェーダ的に体調をととのえるとき、スパイスを多用してつくるベジタリアン料理全般。
「ヒジキの煮たの」その他→一般的な煮物はたいてい「~~の煮たの」と呼ばれる。
「ももかあ」→桃ちゃんのお母さん=友人・森優子=が教えてくれた。
「焼き鶏丼」→なんとなく正式名称に見えるが、焼き鶏ではない。いってみれば和風チキンステーキの丼バージョン。
「ルーマニア」→友人がルーマニア旅行で覚えてきたあやしげなトマトと米の料理。
「屋根裏のお寿司」→屋根裏部屋のある家に住む友人が、遊びに行ったときふるまってレシピを教えてくれた牛肉とクレソンのお寿司。
「つぶつぶ料理」→ヒエのコロッケ、キビのシチュー、高キビハンバーグなどなどマクロビで覚えた雑穀料理全般。しかし、アトピーちゃん時代に雑穀を食べつくして育った息子には不評なため最近はほとんどつくらない。

先日は近所の友達が「うどのキンピラをつくったよ」とメールをくれたので帰りにもらってきました。あ、これは名前、普通ですね。玄関先でちょっと一口つまんで「おいしー!」なんてお行儀の悪いことをやっています。やさしい苦みは春の味。

「うどのキンピラもらったよ」と言ったら息子が「うどんのキンピラって???」(笑)

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男が占いに走るとき

思うところあって「毎日更新」をやめてみました、いきなり。で、2日ほど休んでみたのですが、どなたからもお問い合わせはなく。ほっといてくれてありがとう、な気分。うれしい。
それと、毎日更新が自分にとって全然苦痛じゃなかったことも判明。休んだらもっと気楽になるのかと思ったら全然変わらず。書くことは呼吸することに近い。毎日だと膨大な量になっていくので、数日に1回の方が読んでくださる方たちには親切かなとは思っています。

さて。3月31日付けの朝日新聞夕刊にこんな記事が掲載されていました。「占師さん、私会社に残れますか」――中高年男性が仕事の悩みで占いハウスを訪れることが増えたとか。

「男性のお客さんはほとんど来ない」という占い師さんも少なくないようなのですが、私のところには比較的男性も、多いのか少ないのかわかりませんが、おみえになります。すでに50代に入ってますし、そういう年齢的なこともあるとは思います。女性の場合ももともと仕事のご相談は多くて、この不況の影響をかぶってしまったという方たちもいらっしゃいます。

実際失業しそうかどうかはともかく、土星天王星180度の不景気アスペクト、人によっては心をえぐられるような経験もあると思います。ときどき「この不況はいつまで続くか占ってください」なんていう質問もありますが、その根底には「私」がいます。「この不況で私は影響を受けるのか?」「私が受けている影響はいつ去るのか?」「不況にもかかわらず私は順調。このまま拡張していいか?」というふうに。

こういう時代ではありますが、日本はあらゆる人に職業選択の自由がある(ことになっている)社会なので、仕事について占うとき、最終的には「占い師のフィルター」を通した答えになります。霊感系の占い師さんであっても、言語化する時点でご本人のフィルターを通ります。知性と言語能力と、これまでの人生経験のすべて。占い師のフィルターのチェックは大事です。

特に男性の場合。もともと男性は占いとの馴染みが薄いでしょうし、カンのようなものが働きにくいかもしれませんが、できるだけニュートラルな状態でご自身の内面の声を大事になさってください。無条件に信じる素直さと、決してぶれない強さは必ず両立するのです。

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