説教マダムとお呼びください
冥王星天王星90度に水星がからんでるせいか、説教モード入ってきましたね。マダムじゃなくて説教ばあさんの方が説得力あるかな(^^)
女性は太陽や火星を夫や父親に肩代わりしてもらってもいいかも~と書きましたが、ただ、占星術の勉強を始めてチャートが読めるようになると、ある共通の現象が見られますね。
「私の土星はこーなっていて~」「私は火星が太陽に~」とかいろいろ解釈し始める。もちろん私もそうでした。「やっ、土星が月に150度だからきついんだ」とかね。ついこの間の話ですよ。知識がふえるほど「できない理由」「うまくいかない言い訳」はいくらでも考えつくようになる。「つまり、だからしょうがないのよねー」ってなぐあい。
でも。このとき、たいていの場合私たちは実際に自分が太陽や火星、土星をちゃんと使いこなしているかどうかの検証からは、無意識に逃げているようです。
星を動かして人生をつくりあげていくのは自分なのに、まるでチャート上の星たちが人生を左右しているかのように説明をくっつけてしまう。星に限らず、親でも配偶者でも子どもでも世間でも同じですが、「~~のせい」と言っている限り自分の人生は取り戻せません。
恥ずかしい話ですが、私はねー、最初の結婚(26歳~31歳)までさかのぼって本当に太陽を使って生きていたかどうかいちいち検証しました。当時やった仕事、生活の細部までもう思い出したくないことまでひとつひとつひっぱりだして。
私の場合は、とにかく占星術の勉強を始めたのが遅かったので(おそらく業界最高齢に分類されると思われます・笑)土星回帰をちゃんとクリアした自覚もなかったし、この検証はかなり時間がかかりました。たぶん1年ぐらいかかった。でもおかげで、最初の結婚をきちんと精算できていなかったことがわかったし、私と結婚した人つきあった人がたいていダメになっていった理由もわかってきました(だからこれからはもう大丈夫)
あるていど勉強をして自分なりに自分のチャートを解釈できるようになったら、もう逃げるのはやめようよ、と思います。
自分は太陽を生きているか。火星を使っているか。勇気を出してこれらを検証した上で「使いこなせていない」と言える潔さがあれば、木星期に入ってから火星を活性化するチャンスだってあります。そして木星期半ばに土星が見えてきたとき、火星土星を使いこなしながら、あやふやだった人生のテーマ=太陽を再度発展させて、人生の最終着地点=土星へと向かうことができると思うのです。
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