占い適齢期――「あんた大変だねえ」
今でもよーく覚えています。亡くなられた初代・銭天牛さん、開口一番こうおっしゃいました。私のホロスコープを手書きでおつくりになりながら「何をやってもうまく行く気がしないだろう、こりゃ大変だ一生大変だ」…(^_^;
今になってわかるのですが、感じる天体である月と金星の状態を見てこのようにおっしゃったのでしょう。他にもハードアスペクトだらけの私は「こりゃ大変だ、大変だ」のホロスコープの持ち主(笑)
ところが、どうやら「こりゃ大変だ」は、現代ではどうやら風向きが違ってきている面があるようです。 →水のサインbyまついなつき店長@中野トナカイ
かつて平穏無事に過ごせたソフトアスペクトも、現代ではいいことばかりではない。反対にかつては「こりゃ大変」だったハードアスペクトは、現代では乗り越えてがんばれる人として認識されつつあり、そのように扱っていただけるようですね。うふふ。←ちょっと優越の笑い(このぐらいの年齢まで生きてくればこのていどの感覚は許されるであろう)
少なくとも私の場合はここまで来たから、ようやくこれがいえる。ほんの数年前でもまだ「うふふ」なんて余裕の笑いはかませることができなかった。人がいつオトナになるかはそれぞれちがいますね。個人差。
いま、私は木星期。木星はさそりでICに合。月さそりの子どもと水サインにどっぷりひたりつつ、風通しのいい家で暮らしています。かつて羨ましかった水の共感力、だからこそつらい部分。今はわかってきたよー。
占い師になる「適齢期」みたいなものがあるとしたら、それも人それぞれちがうのでしょう。物心つく頃から占い一筋の方もいれば、10代とか20代で目覚める方もいる。生まれる前からの方もいらっしゃるでしょうし。
「勉強始めたのが業界最高齢!」 と最近笑いのネタにしていますが、私の場合は、風の想像力、土の現実感覚、火の直感力、そして水の共感力のすべてをこのカラダでひとつひとつ実感・体感してその上であらゆるご相談にお答えできるようにお伝えするには、この年齢まで待たなければならなかったのだと思います。
というわけで、今までの分も、これからもっともっと忙しいわー。がんばります(^^)
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