あなたのどこで不景気が？その２

あなたのホロスコープで不景気はどこですか？*　ということで、「こことここ、とわかったのですが、どうやって解釈すればいいの？」とメールやコメントでご質問いただいたので、「こことここ」の解釈の仕方をもう一度ご説明しますね。

（１）まず、土星と天王星の意味について。

土星は「形にする星」です。ムダを省いて減らす、そぎ落とす。制限する。そうしてこの現実のなかでしっかり形にする。ということは、保守的で新しいことを嫌う、コチコチ頭のじいさんみたいな感じ、ということにもなります。

天王星は「変革の星」です。分離独立、オリジナリティ、国や地域のローカルルールを超えた永遠普遍がテーマです。ということは、ある一定のルールで動いている集団からすると、変人とか、異分子と思われることにもなります。

（２）この２つの星は、現在乙女サインと魚サインにありますね。

乙女サインは、自分自身の可能性を追求してやまないサインです。ある意味閉じた世界で、まわりの評価や思惑は関係なく、自分の力を確かめていきたい。几帳面に物事を淡々とこなせる実務能力。すっきり片付いたホテルのお部屋みたいな感じ。

魚サインは、１２サインの最後。山羊でいったん完成したこの世界を水瓶が超えて、さらにそれらのすべてを包含してとにかく全部無秩序に飲み込む。安らぎとカオスの共存。散らかっているけれど不思議にここちよいお部屋みたいな感じ。

（３）アスペクト。１８０度ということは、ひっぱりあいます。同じ目的に向かって、違うやり方を主張し合って最終的にいっしょに実現していきます。

乙女土星は、贅肉をそぎ落としてムダを省いて、従来通りのやり方を守りつつも、ぎりぎりまでリストラしていこうとする。省エネ。
魚天王星は、安らぎとカオスのなかから今までまったくなかったような、思いがけない革新的なやり方を提案してくる。

（４）これらの意味合いの出来事が、あなたのどの現場で起こるか？ハウスをチェックしてみましょう。
日食読みのときのこのあたり*　でハウスの意味をみてください。

たとえば去年映画「アイアンマン」がヒットしましたが、実際、介護の分野に装着型ロボットＨＡＬが実用化されたり*　外国人看護師が採用されたのは、この１８０度にふさわしいエピソードでした。

乙女は現場の実務をあらわします。魚は介護や福祉分野をあらわします。

古くからのやり方にこだわる土星乙女に、魚天王星の新しいやり方（ロボットや外国人）が持ち込まれて、互いに主張し合いながらも最終的に両方の良いところを生かしていける。そんな感じですね。

（５）こんな手順で、自分なりの「土星天王星物語」をつくってみましょう！(^^)

★☆★ 「仕事がうまくいかないのはこの不景気アスペクトのせい？」「自分の場合はどうなるんだろう？」「逆に不景気を生かせる方法ってあるんだろうか？」――向　真希が直接お答えいたします。９月１０日１４時３０分～、１６時３０分～がご予約いただけます。お申し込みは　→こちら　をよくお読みの上、メールでお願いします　→　maki-scope★nifmail.jp　（★を＠に変えてください）

１００年に１度の不況ごときで、世界にたった一人のあなたの人生が変わるなんてあってはならないことです。ご一緒に新しい道を探っていきましょう(^^)