土星回帰――あなたの土星は誰ですか?
しばらく前になりますが、土星回帰(サターンリターン)前後のお客様が続けておみえになりました。
土星回帰とは、生まれたときのホロスコープのなかの土星に空を動いている土星が重なる時期です。
土星の公転周期(ホロスコープを一周する時間)は約29年なのでたいていの方が30歳前後で「土星回帰=サターンリターン」を迎えます。
土星は、私たちがこの社会でちゃんと生きていける枠組みのようなもの* です。
生まれたときから土星の枠のなかで私たちは安心して成長します。しかし、大人になったらいつかは新しい自分の世界を創っていかなければなりません。
枠をつくり、守り、保護してくれていた土星を一度壊して、より広い大きな枠を自分自身で設定するのがサターンリターンです。
たいていの方はご自身ではそれと気づかないで全然ちがうご相談でいらっしゃいますが、「サターンリターンですよ」といっても余計にわからなくなる場合もあるので、具体的なアドバイスにかえてお伝えします。
リピーターの方や占星術を勉強なさっている方だったら、その方にとっての土星が何なのか、誰なのかを探って「あなたにとっての土星はお父さまなんですね、だからこんなふうに越えていきましょうか」とタロットを併用しながら、さらにつっこんだお話をさせていただいています。
自分を守り、助け、枠をつくってくれていた人は誰なのか。
「守られる」ということは、「縛られる」という側面を合わせ持っていますから、土星=動きを制限され、自由を奪われているような感覚を無意識に感じている場合も多いでしょう。
さて。私のサターンリターンは20年ほど前です。
1回目の離婚の頃だわちゃんと乗り越えてなかったかもね~と単純に思っていましたが(占い師はみんな意外に自分のことには無頓着)よく調べたら違ってました(結婚は続行中だった)。
このとき空を動いている土星には天王星がくっついていました。
私の土星は5ハウス* にあります。
5ハウスの意味は人生のよろこび。恋愛、子ども、ギャンブル、その他楽しいこと全部。
サタリタ前の私は喜びや楽しみ事に臆病だったと思います。人生を心から楽しんではいけないと思い込み、こんな未熟な自分が子どもを持ってはいけないと信じ込み、山羊的に社会からはみ出さないように形をととのえることでなんとか人生を紡いでいました。
そして、このサタリタで何があったかというと――。
(続く)
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☆★☆年内最後の鑑定日12月24日(木)の鑑定枠が、残り1枠になりました。年明けは1月14日鑑定開始ですので、まるまる1カ月空いてしまうことになります。あなただけの2010年予想。長い一生で激動のこの1年があなたにとってどんな意味を持つのか。チャンスの前髪をつかみたい方はぜひ!
*なお、1月の鑑定受付開始は12月21日頃になります。初級1日集中講座、メール鑑定の募集は1月に入ってからの予定です。ときどきブログをのぞいてみてくださいね(^^)
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