土星回帰その2――土星、壊しましたか?
お待たせしました! それでは一昨日の続きです。
サターンリターンの年、わたしは、偶然フィリピンの女性と友達になっていきなりマニラへ行きました。フィリピン革命の後ですね。
清潔な日本できれい好きな(神経質とも言う)母親に育てられ、田舎の子にしてはこぎれいに安全に育ってきた私が、一日中汗びっしょりで過ごしてもシャワーもなく、もちろんエアコンもなく、窓ガラスの割れたバスに乗り、お祭りで発砲事件に出くわすという「マニラの普通の暮らし」を経験しました。
山羊座がつくりあげたローカル社会(たとえば日本)は決してひとつではなく、ローカル(国)によって違うことを思い知らされて、暑くても汚くても怖くても新しい経験をすることが心底楽しいと思える自分を見つけたわけです。
シンプルな山羊土星ぶち壊しにとどまらず、水瓶座のルーラー(支配星)である天王星がくっついていたことで、水瓶的なグローバルな要素が入っているのが面白いなー。
フィリピン革命も、それまでのマルコス王朝を壊して(天王星)貴族階級みたいなアキノ氏の妻が大統領になる(土星)という革命でした。
このときのマニラ滞在の後、私はアジア各国へ何度も足を運び、あちこちで暮らすように旅する数年間を過ごしました。心の底から「ああ楽しい!幸せ!」と感じるコツを、私は旅で会得したと思います、5ハウス的(^^)
それまでは、コピーライターですから当然自分を表に出さないで商業コピーのなかに自分を昇華させるトレーニングをひたすら積んできました。
自分全開で旅とごはんのエッセイを書くようになったのは、さらに数年後MCに冥王星がオポのときですが、きっかけはサターンリターンだったわけです(と今さらながら気づく)
そんなわけで、かなり後になってからサタリタをどう越えたかわかる場合もあります。「私の場合はどうだったんだろう?」と疑問の方は、鑑定のとき訊いてくださいね。
前回を探っておくと、次回(58歳ぐらいで2回目)役立ちます。「1回目のサタリタをちゃんと超えてないかも…」と不安になった方も。過去をたどることが未来を創るのです。
そしてこれから直面するあなたは……自分なりに逃げないで勝負に出る! または、逃げる! どちらかを選べます(^^)
でも逃げると次のサタリタのとき2倍来るからね。一生逃げきるという選択もありますが、そうすると一生土星以降の天体にいいようにされてしまう…のでやっぱり逃げないで立ち向かうのが最終的にはオトクだと私は思います。
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☆★☆本日、ビューティー講座と中級ライト・チャート読み練習が終了いたしました。参加してくださったみなさん、ありがとうございました。
☆★☆★☆このあと、数日更新がとだえるかもしれません。みなさまどうぞ楽しいクリスマスをお過ごしください!
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