誰もが変革への怖れをかかえている
今の日本がこれですよねー。
たとえうんざりするような過去であったとしても
「もうこれじゃダメなんだ」とわかったとしても
それでどうにかやって来た経験があるから手放したくない気持ちがどこかにあるんですね。
断崖絶壁に取り残されたとして、足場が少しずつ崩れていく。
このままここにいたら落ちていくしかない。
だから上を向いて、なんとかして上っていくしかない。
けれども今までここにいられたわけだから、もう少しもう少し…と小さくなっていく足場にすがりついていたい。
ダメになるってわかっていても、すがりつく。
生存本能、ってそういうものらしいです。
新しい何かに挑戦するよりもこれまで生きてこられた環境を守ることで命をつないできたからです。
そうでなかったら命はあっという間に絶えていたでしょう。
さて。
変わることへ怖れは、ものすごい力で自分を現状に押しとどめようとします。
個人の場合は、いろいろな現象になって出ます。
カラダにでることも多いですね。面白いくらい。
たとえば私の場合。去年の暮れの骨折がそれだったと思います。
今までにない新しい本を書くことへの怖れ。
占い師としてたいしたキャリアもないのに書いていいんだろうかという怖れ。
果たして一冊書き上げられるのだろうかという怖れ。……
それからね、実は数日前から39度台の熱が出ています、喘息の気配もあります
(今日やっと37度台まで下がったのでこれを書いています)
これは、わかりやすいです。
桜トナカイを開設することへの怖れ。
自宅の引越も同時にしているのですが、
息子にとってほぼ生まれたときから育った家を引越してしまうことになって果たしてよかったのかという怖れ。
そして、うんざりどころか思い出したくないような過去がたくさんつまった家ではあっても、
どうにか乗り越えて住み続けてきた家から引っ越すことへの怖れ。
「土星が乙女座に戻ったとたん高熱が~」とか「n月にt月がヒットしたとき骨折~」とか、
あとからホロスコープを読み解くのも検証するのも楽しいのですが、
占星術は少し棚に脇に置いたまま、じっと自分と向かい合ってみると
「変化への怖れ」が見つかります。
あなたも体調を崩したときは、
「私は何を怖れているの?」と自分自身と向かい合ってみてください。
そして
体調を崩すほど生存本能が強い自分=この世界で生きていく力のある自分を
そのまま受け入れましょう。(私もいまこのことをやっているところです)
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☆★☆4月の鑑定スケジュールについて。
15日(木)はお休みをいただくことになりました(この日は芳華美々子先生が在席予定です)
22日のご予約枠はまだ空きがありますのでご希望の方はお早めにご連絡ください(^^)
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