占いのリズム。
この夏、私は熱中症になりかけました。
トナカイで鑑定した日でした。
12時半から始まって、気がついたら最後のお客様が21時終了。この間、一度お手洗いに行ったきり。飲み物はペットボトルのミネラルウォーターを半分ちょっと飲んだだけ。
ご存じのようにトナカイは空調設備がないので*(夏は館内冷房で涼む。冬は館内暖房で温まる)2つのドアを開けっ放しにしていて、私はこういう風通しのいい雰囲気が大好きですし、狭い部屋でエアコンをつけっぱなしにするのは苦手なので、わりとお気に入りの環境…なのですが、さすがに今年の夏は暑かったのね(^_^;
で、まあ、夢中になって鑑定するのもあんまりよくないわーと学んだので、その次のときは当日鑑定のご予約もひかえめにさせていただいて、きちんと休憩をとって、水分も心がけて補給しました。
おかげで体調を崩すこともなかったのですが…。
なんだか、ちょっと…ひっかかるなーと思っていました…。
それが、先日ある占い師さんと話していてわかりました。
その方は大変なベテランで、毎日たくさんのお客様のご相談を受けているそうですが、やはりこの夏、鑑定に夢中になって体調を崩しそうになったことがあったそうです。
「でも ちゃんと休憩入れて、時間と体調に余裕を持って鑑定すると、なんだかこう…言葉が出にくいっていうか、調子が狂うところまでいかないんだけれども、うーん」
これを聞いて思わず、(この方とくらべたら若輩者でありながら)
「そうそう、そうなんですよね! 次から次へとお客様がいらっしゃって、休憩なしで読んでいくとどんどん加速度がついて、言葉がずんずん出てきて、ホロスコープの向こう側(ってどこ?)を読んでいたり、言葉が先に出て開いたカードが後付けになったりして」
読み解くリズム、とでもいいましょうか。
このリズムは、このカラダを意識した日常の生活(たとえばお水を飲むとかトイレに行くとか)とはちょっと違うところにあるらしくて、それらを忘れた状態の方がより研ぎ澄まされ、クリアに働くような気がします。
思えば どんな仕事でも「疲れない程度に。無理のないように。余裕を持って」なんていうやり方では一人前にはなれないですよね。
一度は「とことん。集中して。できれば限界ぎりぎりまで」やる。
そして「自分の限界を超えて。限界ラインを広げて」取り組んでいくことで仕事が本当に身についていく。
だから評価されなくても体調悪くても続けられることはわりと大事。*
この夏の熱中症なりかけ事件は、私にとって少しでも限界値を広げる努力のひとつであったようです。
同時にシングルマザーとして子どもを育てている身であってみれば、もっとカラダを顧みることをしなければとも思ったのでした。
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