変わること。変わらないもの。
あれは3月9日でした。
引っ越したばかりの友達から、
軽くお昼を食べながらおしゃべりしましょう、と連絡がありました。
久しぶりに会えた地元の友達は、みんな、
子どもたちが同級生だったり子ども会で一緒だったり。
久しぶりに楽しい時間を過ごして、
でもたいていの集まりのときそうであるように、
今回もまた私は仕事のために一足先に失礼しました。
そして。2日後の11日――東京も大きく揺れました。
今朝、彼女からメールが来ました。
「11日を境に状況一変ですが、このお花を見ると穏やかな気持ちになれます」
温かい陽射しまで見えるような花束は、私が選んだものでした。
9日におじゃまするとき、
デザートとお花と、どちらがいいかなと迷った末、
彼女に似合いそうなお花を選んで持参したのです。
いろいろなことが変わってしまったのに、お花は、あのときと同じ。
☆
一昨年から始まった冥王星山羊座時代。
昨年のカーディナルクライマックス。
時代も社会も大きく動き始めたこの時代に、
星からの大きなエネルギーに呼応するかのように、
大地までもが大きく動いてしまいました。
私たちはもう、3月11日以前には戻れません。
すべてが変わっていくでしょう。変えなければならない。
この変革の波に乗って、
私たち一人ひとりの人生もまた、11日以前に思い描いていたものとは
大きく変わっていくかもしれません。
けれども、だからこそ、変わらないものがあります。
私が友達の笑顔が見たくて選んだ花が、11日の前も後も変わらなかったように。
私たちが心の奥に持っている「花」があるはずです。
美しい、温かい、優しい、何が起こっても決して変わらないもの。
いま、現場でがんばっているたくさんの作業員の方や、自衛隊の方たち。
冷え込む早春の夜を過ごしていらっしゃる被災地の方たち。
世界中から今も続々と届いている祈り。
きのうは東京も、赤ちゃんに水道水を与えないようにと発表されて、
すぐそこのスーパーで残りわずかになっていたミネラルウォーターを
後ろにいた妊婦さんに譲られた方を見ました。
この世に生を受ける私たちが、この体に太古から遺伝子に刻みつけてきた「花」。
あなたの生活にはいろいろな変化が起こるでしょう。
すでに変化に直面している方も多いと思います(私もその一人です)。
でも、あなたは、たとえどんなことが起きても変わらない「花」をちゃんと持っています
どうかこのことを憶えておいてください。 「花」はあなたのお守りです。
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