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泣きたかったのは、わたし。

「怖い」と思ったことは、あまりなかったのです。

たとえばボンベイ(ムンバイ)へ早朝バスで着いて、ツーリストインフォメーションが開いていないのでそのままバックパックを枕に路上で眠ったときとか。
カトマンズで、山の上のお寺から宿まで深夜の道をてくてく歩いたときとか。

インドで、視界のよくない小さな空港で3度も着陸しそこねて、でも、私は猛烈な眠気に襲われてうとうとしていました。周囲のインド人が真っ青になってもどしたりお祈りしたりしているなかで、寝息を立てていたわたし(^_^;

今思えば、たいていのことは、怖くはなかった。

3月11日。大きく長い揺れに直面したとき。

悲鳴を上げて半泣きになっている年下のお嬢さんたちに冷静な声をかけて背中を抱いて、揺れが収まるのを待ちました。外へ出てみてすぐ、歩いて帰ろうと決めました。

淡々と、5時間近く歩き続けて帰宅。本や書類が散乱したり、デスクトップのパソコンがずれたり、トースターが床に落ちてコンセントがちぎれたりしてはいましたが、思いのほか何ともありませんでした。
引っ越したばかりで本棚がないので、本は箱に入ったままだったのでよかったのでしょう。息子は九州に修学旅行中だし、実家の両親とも連絡がとれました。

ほっとしてテレビをつけて、流れてくる映像に愕然としたのです。

お湯を沸かして、すわって、白湯を一杯飲みました。
足が冷たいのに動けない。
誰かと話したい。誰かに話したい。
でも電話は使うべきではないし。引っ越しばかりの家に一人。
あの晩、私はパソコンの電源を落とすこともテレビを消すこともできませんでした。

怖かったんだと思います。
泣きたい。叫びたい。
でも怖いと言えない。だから泣けない。

被災していないけれど、おそらく生まれて初めての大きな揺れを体験したなかに、わたしと同じように「怖い」と言えなかった人が多いと思います。
テレビが伝え続ける映像が衝撃的すぎて「怖い」と口にする機会を逸してしまった人も多いと思います。

「お風呂に入ってゆっくりリラックスしましょう」みたいな、ふだんなら効果のありそうなこともできませんよね。だってお風呂に入っている間に揺れたらどうしようと思ったりして。私も、実はずっとトイレのドアさえ閉めることができませんでした。

いま、私たちが、「経済活動」と称して、外食をしたりカフェでおしゃべりしたりするのも、「不謹慎」と言いながら笑いを求めるのも、素直に「怖い」と言えなかったせいもあるのかも。
むやみな「買い占め」も不安解消のために無意識にショッピングに走ってしまう心理と解釈すれば、うっすら理解できるような気もしますね。

感情を吐き出すことは悪いことではありませんから、今からでも「怖いの。怖かったの」と泣いていいと思います。
信頼できる人に話を聞いてもらって、すっきりするまでしゃべらせてもらってもいいでしょう。(そのかわりいつまでもひきずらないように)

感情を吐き出すことが苦手だったり、話を聞いてくれる人がいない場合は、私がそうしているように「くだらない笑いのネタ」を探して、涙が出るほど笑うのもいいと思います。
笑っても泣いても、涙は出る。だったら、おなかがよじれるほど思いきり笑っちゃえ!

ずっとほしかったちょっと贅沢なバッグを買ってもいいし、大好きなスイーツを大人買いして一気に食べたりしてもいいですね。

かつてなかった受難のなかにあって、長い日々が始まろうとしています。
冥王星が水瓶座へ抜けていく2023~24年頃には、
日本は新しい国に生まれ変わっているでしょう。

そのために、私たち一人ひとりが、この後の人生をあるていど使っていくことになります。

長い日々へ向かうために。
被災しなかった私たちは、まず怖がる自分を許すことから始めましょう。


こんなふうに、今は思っています。

→こちらもごらんください。月星座による不安対処法*

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☆★☆3月31日(木)はタロットで進むべき道を探りましょう!

恒例の「初級タロット読み練習会」ですが、
今回は、タロット=「内面の自分と話すツール」としてどう使うか、お伝えします。

・311の衝撃に無意識にフタをしていないか。
・ちゃんと「怖い」と言えたかどうか。
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こんなときですから、鑑定モードも入れながら、2時間みっちりトレーニング&トーク(^^)
ご自身の今後についてご一緒に相談したい方もどうぞ。
さらにくわしくというときは、午後の鑑定枠もまだお申し込みいただけます。

→お申し込みはメールで。contact★kelala-kirara.com(★を@に変えて送信してください)
*タロットカードをお持ちください。お手持ちのもので結構です。

☆★☆いつか立派な道路より、今夜の毛布・明日の朝のおにぎりに<寄付金>

数日前、鑑定と講座でいただいた料金から、一部を寄付させていただくことを書きました。現在、寄付する先について再度調べているところです。公的な機関への寄付は、いずれ復興のために使われますが、私は今すぐ、困っている方たちに使っていただけるように生かしていただきたいと思っています。どうぞご協力をよろしくお願いいたしますm(__)m

In
笑えるネタを探していて拾ったネコ画像(^^)
(著作権が明記されていませんでしたのでこのままで失礼します。お心当たりのある方はご連絡くださいませ)

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