先日、ある占い師さんにタロットと占星術で見ていただきました。毎月あちこちの先生に研修のつもりで見ていただくのですが…今回はすごかった! 冗談ではなくタロットの的中率は日本有数ではないかと(世界有数と書きたいが、日本は言霊の国なので世界とはくらべにくいのです)
最初にここしばらく関わっているある問題について、具体的な事実だけあげて質問しました。
カードからみちびきだされた答えは、背景や経過、今後予想される流れも、ほぼ現実通り。時期をお訊きしたのですが、それもまた関わっている多くの方たちが予測するところとほぼ一致。驚愕。いやー、タロットは当たるわ…って、そういうことじゃなくて。
というのはね、先生が展開したたくさんのカードが、ほら、私もタロット使いなので一応はわかるわけですよ、カードが教えてくれることは→*。
ところが、なぜこれらのカードからその流れが? ええっ、それをそう読むのか!…の連続。うーむ、と唸る私に先生の一言―― 「あのね、当たるのと読めるのは別だから」
--当たるのと読めるのは別だから。
つまり、占い師なら、ある意味、当たるのは当然です。しかし、読めるとなるとまた違うことである、と。
なぜそうなったのか。どうしてその結論が出るのか。背景や心の奥深くのどんな部分がどんなふうに影響してそうなっていったのか。これらのすべてを瞬時に読み取って、言語化するのが「読める」ということになる。
うーむ。唸ってごまかしていましたが、占い師のはしくれとしては、途中で帰りたくなりました(ほんとです)
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途中で「吊された男」が出ました。ヒーラーの典型カード。
先生によれば「たとえば水商売でいろんな人の悩みを聞いていた人が、占いの勉強して『そうよね、気持ちわかるわよ』って答えてあげる癒し系・励まし系みたいな感じ」……
えー、でも、そういう要素は、私はあんまりないつもりだったんだけどなー。むしろ、「気持ちはよくわかった。じゃ、具体的に次はどうしようか?」って市場分析しながら行動計画を提案するタイプ。
で、このことを今日ずっとなんとなく考えていて、ああ、そうか…と納得しました。
私は銀座でホステスやってたわけではありませんが(実は1日だけやって逃げた経験がある)「自分の持ってるスキル・今までの経験を生かして答えていく」という意味では、同じなんですよね。水商売だった人が水(感情や気持ち)を使うなら、私は風(開運のマーケティング)と土(具体的なアクションプラン)を使っているだけで。
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以前、内面への旅を続けていたとき、自分のアーキタイプは「傷ついたヒーラー」でした。
ヒーラーは傷だらけになって身をもって苦しみを知っていないといけないので、わざわざ傷ついていく。
「傷つかなくてもヒーラーはやれるよ」って、自分に言い聞かせてきていたけれど、幸せだと居心地悪いなら、傷ついていたっていいよね、と最近は思ったり。
(あー、ちょっとこれは微妙だし話が変わってしまう。松村潔先生が冥王星90度の月について書いてらしたことなんですけど。長くなるのでまた書きます。)
えーと、それで、ばしばし当てて読んでもらって、相談者としては最高にうれしかったのでどんどん質問してどんどん答えてもらえて…。
そして最終的には占い師として、自分の未熟さをとことん知らされながら、でも最高にうれしかった。素晴らしい占い師さんと出会えるのは本当に幸せなことです。
何度も書いてますが、占い師は一生勉強。勉強と経験が自分をつくっていく。それしかない。(どんな仕事もそうなんですよね、会社員も会社から帰ってきて勉強するかしないかで、その後の人生が変わったりするし。ね。)
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