どのくらい勉強したらプロの占い師になれるのか?
ときどきご質問いただきます。前にも書いたことがありましたが、自分で「占い師」を名乗ればその日からプロだと思います。当たるか当たらないかは別のお話。→コピーライターと占い師は似ている?*
10年以上勉強してもデビューしない人もいれば、3カ月ぐらい勉強してすぐデビューする人もいます。
資格もなければ、規定もない仕事はたくさんありますね。
占い師もいつプロになるか、どの段階でプロと名乗るのかを自分の責任で決められる仕事のひとつだと思います。
プロになってからもずっと、一生勉強は必要ですし、(どんな仕事もそうですが) 知識の引き出しや経験の引き出しに常に貯えを増やしていくことも大事ですよね。
ただ「一応このくらい」というめやすはあるのでご紹介しておきますね。
●占星術の場合=ホロスコープを1000枚読む。
これは松村潔先生から教わりました。
「1000枚なんて!10年ぐらいかかる!」と焦りましたが、よく考えてみると毎日3枚ずつ読んでも1年かかりませんね。
そして多いときは(つまり1日講座だったりすると)10枚以上平気で読むので、実はもっと早いです。
ただ、間を置かないで毎日くりかえし読む方がいいと思います。
覚えたことを手帳や単語帳に書いて応用して読んでいくと、スピードアップします。
●タロットの場合=毎日ニュース10本選んで占って、ノートに書くのを1年間続ける。
正直言って、タロットについては、めやすがよくわからなかったんです。
それで基本をしっかりマスターして、その後はとにかく占星術をどんどん深めていけば、ほぼ自動的にレベルアップしていくと踏んでいました。
それも間違いではなかったと思うのですが、最近「これだ!」と思った方法をご紹介します(大阪のラクシュミーさんから教わりました)
新聞やyahoo!などその日のニュースをランダムに10本選んで、結果がどうなるか、タロットで占います。
スプレッドをノートに書いて、解釈も全部書いて、これを1年間続ける。
タロットはつい自分の気持ちが入ってしまいがちですが、ニュースなら客観的に読めるし、結果もわかりやすいですよね。
ただ読み方が難しいので、女性週刊誌的なゴシップを拾ってきて占うのもいいと思います。ホロスコープと併用するともっと楽しいですね。
☆
ということで、占星術もタロットも、ほぼ1年間しっかり学ぶと、あるていど自信を持って鑑定の現場にのぞめると思います。
それと、語彙は多いにこしたことはないので、できれば苦手な分野の本、嫌いな作家の本を読むこともおすすめしたいです。
(これは、コピーライターになりたての頃いつも言われたな。 「絶対に読みたくないと思っている本を読み、絶対に着たくない服を着こなし、絶対に聴かない音楽を聴き、大嫌いな相手と酒を飲め」 …こうしてみると獅子水瓶に双子調停の世界だわー)
*****
☆★☆5月3日の鑑定は11時~がご予約いただけます。
5月もまたスケジュールが確定しないため、アップが遅れていてすみません。カフェ鑑定やスカイプ鑑定のお申し込みは通常通り、ご希望の日程を複数書いてメールで→contact★kelala-kirara.com(★を@にかえて送信してください)
| 固定リンク
「雑記」カテゴリの記事
- 新しい時代の新しい年が始まりました。(2021.01.09)
- 春のうららの隅田川。桜が咲いて雪が降りましたね(2020.03.14)
- こういうときだからこそ。さて、何をしましょうか?(2020.03.06)
- なんとなくなにげなく、占い活動を再開いたします!(2019.08.24)
- トナカイ育ち「卒業の日が来ます、今度は全員で。」(2019.07.23)