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150度とか30度とか。面倒ではないかもしれないが、決して簡単ではない。

以前はマイナーアスペクトとされてきた150度(インコンジャンクト)とか30度(セミセクスタイル)ですが、最近無視できない感じになってきましたね。特に150度。どちらも一見関係ないようで、つまり面倒はなさそうで無視しても大丈夫そう…なのだけれども、簡単とはいいがたい。あ、やっぱり面倒なのか(笑)

私は自分のチャートで150度祭り→*を一生開催しているので、お客様にも生徒さんにも150度の課題をかかえる方が多いです。

90度とか180度よりも より内的な葛藤なので、水面下にマグマをかかえているような感じで、常にフツフツと波立っていることもあれば、一見静かだけれども見えないところで泡立っていることもあると思います。

受信天体である月や金星、神経をあらわす水星、人生の指標である太陽あたりに関わっていて、ひとたび占星術を学び始めると強烈に意識し始める方も多いようです。

そして、勉強したからといってすぐ解決できるわけでもなく、いろいろとぐるぐる考えて考えて考えぬくんですよねー(わかります) 
一見面倒ではないかもしれないけれども、特に150度は決して簡単ではない。だから「大人のアスペクト」→* といわれるんですね。→150度の笑える実例*

(勉強を始めたばかりの方へ。30度はお隣どうし。150度はそのサインから数えて6つめのサインです)

「こうやれば解決できる」という方法は、関わる天体やハウスによってさまざまですが、ひとつ言えるのは「人生は生きてみないとわからない」ということを最も実感しているのは、これらのアスペクトを持っている方たちだと思います。
工夫したり、失敗したり、諦めたり、もう一度挑戦したりをくりかして練り上げられていくのが、150度や30度だからです。

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(京都のMさんからいただいた鏡に映った金環食)

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