ヴィーナストランジットで何が起こるのでしょう?
前回のヴィーナストランジットは明治維新の頃の数年間でした。
昨年東日本大震災の後、ああ、江戸から明治に変わる頃はこんな感じだったのかなあとぼんやり感じましたが、100年後200年後に歴史をたどるとき、今私たちが生きているこの時代はいろいろな意味で転換期として記憶されていることでしょう。
さて。しかし、時代への影響はもちろんですが、私たちはこの体をもって生まれてきたからには、今生で幸せになりたいわけですから、個人のレベルでどう使えるのか気になりますよね。
今回のヴィーナストランジットは、2004年6月に始まり、2008年に折り返して、2012年の今日…ということで、2004年とか2008年の時点で、すでに大人になっていた(つまり太陽期に入っていた)方は、ここ数年の流れをふりかえってみると、ヒントがつかめるでしょう(しかし、2004年がまだ金星期(25歳ぐらいまで)だった方は、ちょっとわかりにくいかもしれません)
そして、勉強中の方は、それぞれの時期のホロスコープを、ご自身のネイタルチャートと重ねてどんなアスペクトをつくっているかチェックしてみてくださいね。
昨日も少し書きましたのでご参考までに→ヴィーナストランジット。あなたへの影響は?*
ちなみに、私の場合。
2004年は木星期一歩手前で、韓流ブームを引き寄せ、火星期の総仕上げともいえる仕事をしました。その後の木星期は、介護や自分も倒れたり占い修行をしたりしながら、ここまで来ています。私にとって10ハウス(社会での立場)にあたる双子座でのヴィーナストランジットは、社会とつながる手段である仕事のあり方を大きく変えつつあります。
もうすぐ土星期ですから、自分の人生をとりまとめると同時に、この社会にどれだけのことができるのか。少し急がないといけないようです。
しかし、星は運命を語ることはあっても、決めることはありません。
私たちが「愛」だと思うことが、裏側から見たら「執着」あるいは「憎しみ」に過ぎないように、真理への道はわずか数十年の人生しか持たない私たちが言葉で語りきれるものではないのでしょう。
それでも、だからこそ、今回のような空のお祭りは、私たちに常に謙虚でいることを教えてくれるのだと思うのです。
すこやかであること、ほがらかであること、きよらかであること、美しくあること。
空のお祭りは、この地球に生まれてきた私たちへの宇宙からの贈り物。
(京都のMさんが送ってくださった金星の日面通過の写真。Mさん、いつもありがとうございます!)
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☆★☆6月の定期鑑定は毎週金曜日@中野トナカイです!
次回は8日(金)です。17時以降はご予約済みですので、11時半~17時の間がご予約いただけます。当日お店にお電話いただくが、突然いらっしゃってもたぶん大丈夫。ですが、できたら前日でもご予約いただけると、お待たせしたりお時間がとれなくてご迷惑おかけすることもないかと思います。
今回の金環食からヴィーナストランジットへの流れが、あなたの今後の人生に何をもたらすか? あなたの夢を現実にするためにどう使えるのか? これを機会に自分の人生をつかみ取りたい方は、ぜひ鑑定のときご相談ください。
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