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13年前、デカン高原の病院にいました。

今日夕刻、インドから尊敬するドクターたちが到着されました。
今回、ある女医さんもいらして、
彼女には13年前インドの大学病院でお世話になりました。
たくさんいるドクターたちのなかでも
「マダム」と呼ばれる彼女はなんとなく別格扱いで、
すらりとして美しく、余計なおしゃべりもしない、きりっとした人でした。

当時彼女には、生まれたばかりの赤ちゃんがいたので
保育園児だった息子を日本に残してきていた私は、
ときどき子どもの話なんかもしました。

初来日で、長旅で疲れているでしょうに、
彼女は13年前と変わらない、美しいマダムでした。

思わず「あなたの赤ちゃんはどう?」と聞いたら、
「もう赤ちゃんじゃないわよ(笑) 2人目の息子もいるの。
あなたの息子さんは何歳になったの?」--

本当に変わらない優雅な微笑み。

インドで、日本にいる息子を思って涙ぐんだりしていた私は、
常に毅然とした彼女の微笑みを、ときに冷たく感じることもあったのです。

けれども、その後、ここまでの13年間で病院、治療、そして
医者と患者について、私は、とことん考えることがたびたびありました。
今は「常に変わらない微笑み」は、ぶれない強さであることを知っています。

「変わらない」ということは、「継続する」ということでもあります。


私自身が13年前と変わらないで持ち続け、継続していることは何だろう?
帰りの電車でこんなことを考えていました。

--あなたは「変わらない強さ」を持っていますか?




(昨日の「わざと失恋したがる金星って?」の続きは明日アップします!)

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