アセンションがもたらす苦しみとは…？: 向真希のホロっとスコープ

アセンションがもたらす苦しみとは…？

最近何人かの方たちから同じようなご質問をいただきましたので、こちらでお話したいと思います。まず、ある方のメールをご紹介しますね。

――アセンションのパワーの中、理想が見事にスピーディーに壊れ、苦しい現実になってしまっている人へブログでなにかコメントくれませんか？――

えーと、「アセンション」については、数年前からあちこちで話題になっていますが、ニューエイジ系から出た言葉だと思うのですが、「地球の次元上昇」みたいな意味でしょうか。２０１２年１２月２３日あたりにフォトンベルトに入るのでここから２０００年にわたってアセンションが始まる、と。
（ちょっと説明が適当すぎるので(^◇^;)たとえばこのあたりとかごらんください→wikipedia＊）

それで、このことについて。私はいまだによくわかっていなくて語るべきものを持っていないんです。すみません。
松村潔先生あたりは「原発がある限りアセンション無理だよ」みたいにおっしゃっていますが。→＊

ホロスコープを見てみましょう。
空では山羊冥王星と牡羊天王星のスクエアが2015年ぐらいまで続きます。

私たちがつくりあげてきたこの社会の土台を山羊冥王星は洗いざらいひっぺがして、ぶちこわして、解体させて、新たに再生させようとしていきます。これは２０２３年前後まで続きます。

一方、牡羊座の天王星は今までまったくなかった新しい動きを持ち込もうとします。
いちいち冥王星の返り討ちに遭いますが、牡羊座は他者をいっさい意識しないので、めげることなく、次々に新たなテーマを打ち出していきます。

前回、歴史上でこのスクエアができたのは、１９３０年代前半です。
蟹冥王星と牡羊天王星のスクエアのなかで、世界は大不況と戦争と不安の日々を過ごしました。

１９３０年代の蟹冥王星は、民族と意識を揺さぶりました。
今回の山羊冥王星は国家と社会、さらに固定化された時間感覚をも揺さぶっています（卵子を凍結させて出産時期をコントロールするみたいな…時間を止めようとする発想。最近の新党結成の動きなども未来を先取りというより時間を戻そうとする発想にも思えます。）

どう考えても「穏やかで安定」しているとはいいがたいですよね。

感受性の強い方はこのスクエアのエネルギーを感じ取って、たとえばご自身の知識のなかから「アセンション」と表現していらっしゃるのかもしれないなと思いました。

ただ、これだけ大きな力だと、たとえばたった28日間で空を一周する月のように一人ひとりに直接簡単に影響することはないかわりに、個人でコントロールすることもできません。

解決のヒントは、受け入れること、かもしれません。

自分の気持ちや感情はひとまず別のところにおいて、社会現象や世界の出来事を見据えた上で、自分にどう影響しているのかをじっくり考えてみましょう。

その上で、この世界と未来のために自分は何ができるのか何をすべきなのか考え、実行していくことが、最終的な解決につながるかもしれません。

くれぐれも１年２年ではなく、最低でも３～４年先。できればその後、冥王星が水瓶座入りする２０２３年あたりまで見通して考えてみてくださいね。

＊このあたりもご参考になると思います…