山羊水瓶世界について考える。冬至。
冬至といえば南瓜ですね。
南瓜で思い出すのが(というより冬至で思い出すのは)わたしが12歳のとき亡くなった祖父のことです。
「南瓜はビタミンの宝庫だ」とよくいっていました。固い皮につつまれたなかの、皮よりわずかにやわらかいオレンジ色の実にはたくさんのビタミンが含まれているので、野菜の少ない冬には重宝だと食卓で話していたものでしたが、わたしは「ふーん」と聞き流していました(子どもなんてそんなもの)
祖父は、明治生まれで若い頃横須賀で海軍に入り、ヴァイオリンの流しをやったり長野に製糸工場つくったりした後、浜松で証券会社だったか何かもつくり、最後は故郷遠州の山奥へ戻って村長になった人でした。明治生まれが山羊水瓶世界を生きるとこうなりますよの一例。
私は4歳から12歳までの8年間しかいっしょにいられなかったのですが、実は厳格な祖父が大嫌いで、そのわりにはのこのこ近づいて「報徳訓、ってなあに?」とか「パンはどこの国でできたの?」とかいろんなことを質問してこの祖父から今でも役に立っている多くのことを教わりました。
そういえば亡くなった夫から「お前はときどきじーさんみたいな口調になるな」といわれて「え!ばーさんじゃなくて、じーさん!憑依か!」(笑)
最近、イトコたちとの交流が復活していて、亡くなった祖母が「実は『見える』人だった」などなど初めて聞く話に「ひえーっ」となったりもしています。そういうスピ世界とはいっさい縁のないリアルな家系だと思っていた(^_^;
父方は明らかに山羊蟹ラインの家系で、そこに水瓶成分が色濃く入っています。今度のお正月は、ご先祖の亡くなった年月日から何をテーマにした一生だったのか、子孫にどんなメッセージを残したのかたどってみるつもりです。
山羊座は10番目のサインです。
わたしたちが暮らすこの社会は蟹座の気持ちを受けて、山羊座のシステムで成り立っています。
みんながよりよくあることを考え、そのためなら場合によっては自分をも殺せるのが山羊座です。
「みんな」は、横軸を考えたら社会だし、縦軸を考えたら家族ですね。ご先祖様から自分へつながり、未来に向けてつなげる糸。
どんなにきらいな親でも、絶縁していたとしても、親もご先祖も誰一人欠けても、今ここにいるのはこの自分ではないはず。このことの意味はとても大きいです。無条件の感謝だけがすべての答え。
わたしたちは自分一人では生きていけない。みんなに支えられていますね。「みんな」の意味は、愛する人や友だち、親しい人たちだけでなく、遠い昔から受け継がれてきた同じ遺伝子を持つ人々のことをも含んでいます。
太陽が山羊座に入った今日、「家族」のことについて考えてみるのもいいと思います。
☆
亡くなられた方のホロスコープを読んでみたい方はご参考までに。
→キヨシローが逝った*
→死ぬときのホロスコープ* 死の瞬間のホロスコープ2*
→亡くなられた方のホロスコープ。読むことがご供養に。*
*時代によってまったくちがう意味合いにでてしまうことがありますので、あまり読み過ぎないのもコツです。
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