頑張れない自分を、責めないで。
一昨日こんなことを書きましたが →意志は弱くてもいいのです。*
占星術勉強中の方はお気づきだと思いますが、これはおもに太陽のお話です。人は太陽のみにて生きる者にあらず、ということですね。
この人生におけるテーマ、自分の意志で頑張って発展させていくべき方向性を太陽があらわしています。
太陽が恵まれていると(矛盾する要素が少ないと)意志を強く持って、人生を開拓していくことができやすくなります。具体的には個人天体(月、水星、金星)や社会天体(火星、木星、土星)とソフトアスペクトをたくさん持っている場合ですね。
太陽が個人天体と円満に関わっていると、自分の夢と社会的な目標が一致しやすくなるでしょうし、努力が実りやすい感じです。努力と目標達成が結びつきやすい。
また、社会天体と関わる場合は、公私の「公」の部分でアクティブに頑張れるし、社会に受け入れられやすく、また、その状態を継続していくことができます。
世代天体(天王星、海王星、冥王星)になると、個人の意志でコントロールできる範囲を超えているので、この時代に生まれてきた使命を自覚することで、サポートを受けることができます。
逆に、ハードアスペクトだと、自分の夢と目標が一致しないことに悩んだり、人によっては社会的な成功がうれしくもなんともなかったり。あるいは、ある程度うまくいくと、必ず邪魔が入るとか、挫折をくりかえしがちになるとか。「あの人のせいじゃない。時代が悪かった」みたいな言い方もありますね。
もちろん、「太陽がハードなせいで私の人生が!」…と言い訳に使うことをおすすめしたいわけではなくて。ああ、自分はこういうとき、こんなふうになりがちな「生き方の癖」を持っているなと気づくと(気づくだけで)ちがってきます、ということをお伝えしたいです。
それに、たくさんの方たちを鑑定させていただいて感じることなのですが、現代においては特に「ハードからダメ」かといえばそうでもなく、だからこそ自分なりに工夫して独自のやり方を見いだしてそれなりに成功している方が圧倒的に多いと思います(私自身もアセンと太陽150度、太陽と月もサインで150度とバラバラです。もしかしたら物心つく前から生きることは容易ではなかった)
このあたりがホロスコープの面白いところですね。
「AだからBになる」みたいなセオリーは、それは基本としてとても大事なのはあたりまえですが、100人いたら100通り。全然ちがって見える場合もあります。
自分と同じ人はこの世に誰もいない。この世界にたった一人の自分。オンリーワン。だからこそ、西洋占星術は個人鑑定が大切なのだと思います。
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