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ハードアスペクトがつらい人へ。生き方の癖。

ホロスコープで、ソフトアスペクトが多い人がいます。トラインとかセクスタイルとか。意識しなくても円満に働きます。生きる、って楽しいこと。これが基本。でも、東日本大震災後、私たちは誰もが、一生消えない不安とひきかえに得たものを胸に生きています。→*

ところが、月冥王星スクエアとか→*、月天王星スクエアとか、土星も。あるいは水星や金星に冥王星、天王星、土星あたりがスクエアになっているとか、ハードアスペクト型の場合。生きることが苦しいと、もともと感じていたと思います。生きるって、ただそれだけで、大変。震災前も震災後もずっと。

ホロスコープは、そんな自分の生き方の癖を知るには非常にすぐれたツールです。
「自分はこんなとき、こんなふうに反応しやすいんだっけ」とわかっていれば(意識化できていれば) そのテーマは半分以上解決しているも同然なんですね。

たとえば20代ならいざしらず、40代近くなって「土星のせいで私の人生が苦しいんです~」とかいってるのは、「私は大人になりきれない子どもです」といいふらしているようなもの。
丁寧に懸命に生きてくれば少なくとも40代に入れば土星はとっくに味方になってくれているはずです。

(偉そうにいっていますが、つい数年前40代半ば過ぎて「土星のせいで私の人生が!」と恵比寿のまつい講座で叫んでいたのは私だ(笑)→* 私の占星術研究の第一歩は「土星は幸せの星である」と理解するための日々であったといっても過言ではありませぬ。)

そんなわけで、特にスクエア持ちに象徴されるハードアスペクト型のホロスコープだと、幼い頃から生きにくさを感じることが多い。
「なぜ生まれてきたの」「人生はどうしてこうなの」と考えることが多くなります。
ソフトアスペクト型が退屈なほど穏やかで幸せな人生というより、ハード型は考えて考えつくしてそれでもまだ考える充実の人生というか。

いつも申し上げていることですが、私たちがこのカラダをもって生まれてきたこの世は「限りなく不平等」にできています。(カラダのない世界は全員平等かというとそんなことないし)。平等は、知性が生んだないものねだり。理想あってこその私たちだけれど、現実はいつもそこにある。
だから、お釈迦様がおっしゃったように、ただあるがまま。どんな人生であってもそれもまた良し。と思えるのは、死が迫ってきた頃かもしれないなと最近私は思います。

ごく最近のことですが、私はあることを経験しました。

月冥王星のスクエアに金星火星のスクエアが連動して爆発しそうになって、本当に危うく、自爆寸前!…しかし、尊敬する方の一言で「あ!」と思い至り、さりげなくフォローしてくれる何人かの友だちのおかげで大事には至らず…。

こんなハード型のホロスコープで、そうそう、別の占術のある鑑定では「最悪ですね。名前も悪いですね。誰にも愛されず寂しく死んでいきますね」といわれたよ。
いくら占い師でもここまでいわれたら軽くショックですが、でもそんなひどい人生だとしても、それでもこうして温かく厳しく優しく見守ってくれる人たちがいる。ハードでも最悪でも、これなら上出来ではないだろうかと思うわけですね。

このブログも読んでくださる方がいらっしゃる限りつづけようと思います。いつの間にか100万人をとっくに越えて、のべ128万人以上の方たちが読んでくださいました。みなさん、いつもありがとうございます!



2月20日(水)トナカイ「星と暦のランチ会」、大盛況でした。お目にかかれたみなさま、ご縁をいただき、ありがとうございました。原宿ブルーガーデン、天井でネコがお昼寝している素敵なお店です^^ 

そして21日(木)はホロスコープ読み初級練習会。毎回少しずつメンバーが変わって、少人数でみっちりやっています。来月あたりプロデビューされる方も!

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