起こる出来事に意味はありません。
佳きことはあまり問題にしないですね、わたしたち。ぎりぎりのところでなんとか踏ん張ってこらえるような、ちょっと突かれたらそれだけでわっと泣き出してしまいそうな、そんな苦しみや悲しみに出会うと、どうにかして前を向いて生きるために「起こった出来事に何か意味があるにちがいない」と考えたがります。
出来事に意味はないのです。ただ、起きてしまっただけ。
何かのメッセージが込められているとか、天は乗り越えられない試練は与えないとか、そんなふうに考えて、わたしたちは「出来事」にどうにか耐えていくわけですが。
じつは、そうではなくて。出来事はそれ以上でもそれ以下でもなく。ただ、それだけにすぎない。
そして、出来事にどう対応し、どう感じ、何を得ようとしたか。あるいは、何もできないで(あるいは、しないで) 感じないふりをして、過ぎるのを待ったか。
その出来事に出会った自分が、自分のなかに残る。でも、その自分にもよいわるいはありません。ただ、その自分がいるだけ。
鑑定でよく、このお話をしていますが、作用反作用を思い浮かべてください。
壁を押すと、壁は同じ力で押し返しますが、押さなければ(力をいれなければ)壁はないのと同じです。
占星術でいえば、たとえば「冥王星と天王星のスクエアが」「土星が来てしまう」とか、それらも全部「出来事」にすぎない。だから、よいもわるいもありません。
意味をつけるのは自分ですし、それらに出会った自分が何をしたか何もしなかったか、自分のなかに残るだけです。
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昨日は、中野トナカイでの鑑定でした!
午後、お電話いただいて3年ぶりに来てくださったり、ご予約の合間のおためしタロットでさくっといらしてくださったり。当日突然枠をふやしたかいがありました^^
昨日は変化の季節を迎えている方、迎えようとしている方が多かったのですが、「出来事」に意味を持たせすぎて怖れることはないことを、もっとお伝えしていこうと思いました。
昨日お目にかかれたみなさまが、それぞれに素敵な人生を創っていかれますように!
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お知らせです。中級連続講座は、木曜クラス、土曜クラスともに満席です、ありがとうございます! 受講予定の方には詳細メールをお送りしましたので、どうぞご確認ください。
お申し込みのタイミングで、木曜クラス5名様、土曜クラスは4名様となりました。なので、土曜日ご希望の方は、今からでもお入りいただけます。7月から12月まで、毎月第2土曜日(9月のみ第1)です。→くわしくはこちら*
(各駅停車に乗って、ちょっと寄り道。初夏の公園は木陰からひんやりと暮れていきます。)
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