未来は、あなたの夢から始まります。水瓶座の満月。
もしも、いま、少しだけ余裕のある方はどうぞ空を見上げてみてください。満月に向かう月が雲の切れ間から静かに見えると思います。月は、このあと日付が変わって深夜、満月を迎えます。
今回は、水瓶座1度の満月。サビアンシンボルは「古いレンガづくりの伝道所」です。
伝道といえばキリスト教の宣教師です。16世紀の日本へやってきたザビエルもそうでしたが、彼らは本当に布教のためにあらゆる地へ赴きます。
以前マニラで出会った宣教師は、パプアニューギニアの奥地で布教活動を行ってきたといっていました。また、土曜日に古い友人のお話会(田中真知さんの「コンゴアゲイン」@ネイキッドロフト)に行ってきたのですが、現在もなお電気もなく、水道もないコンゴ川流域でも、粗末な教会があって人々はキリスト教を信仰しています。
山羊座がつくりあげたローカルな社会を越えて、水瓶座的な普遍の真理を全世界に広めていく。これが水瓶1度です。(キリスト教が普遍の真理かどうかはここでは問わないでおきましょう)
ぎゅっと固められた現実の土の世界を、風はすべて散らしていきます。高く、広く、自由に。
いま、空の上で水のグラトラができていますね。特に蟹座の木星火星は体感している人も多いでしょう。しかし、この満月は「蟹座と山羊座がつくる現実の世界」を超えて吹き渡る「風」としてイメージしてみてください。
2週間前の新月で、夢を掲げて具体的な道を探ってこられたことと思います。
内面のエネルギーをたくわえ、道を探ることは、そのまま環境に働きかけ、新たな未来を開くことにつながりますね。
あなたの夢をさらに具体化させるために、この満月を機会に、あなたの夢は自分のためだけのものではなく、多くの人々、世界の未来にどんな意味を持つのか、考えてみましょう。
といっても、そんな大それた夢でなくてもいいんです。
たとえば、「わたしの恋」(あるいは「わたしの転職」とか)が叶うことは、わたしの一生のなかでどんな位置づけになるのか。それはわたしのまわりの人々にどんな意味を持つのか。
こんなふうに考えてみることで、内側だけに閉じ込めていた「恋」(エネルギー)が外へ向かうきっかけになるかもしれません。
ちなみに、水のグラトラが息苦しいという人は、この満月が突き抜けるチャンスです(^^)
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