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双子座のこだわり。

中級講座で「双子座は飽きっぽいですよね」と発言された方がいらして、わたしはとっさに「いいえ、ちがいます。飽きるならたとえば牡牛座の方が飽きっぽいよ」とかいってみなさんを混乱させてしまいました。
12サインについて学んでいくとき、キーワードがたくさん出てきますね。そのなかに「双子=飽きっぽい」というのがあるのだと思います。

飽きっぽいとは、飽きるとはどういうことでしょう? 「っぽい」は飽きやすい、長続きしない、という意味ですね。

双子座は風の柔軟宮です。常に軽やかに、風のように自由に、好奇心の翼の赴くままに飛び回っています。「あ! ここにこんな素敵なことが!」…見つけたら、みんなに教えてあげたくて持ち帰ります。
世界はたくさんの「素敵」に満ちていて、それらは常に新陳代謝をくりかえしているので、双子座もまたそれらを見つけてくる作業をくりかえしています。


わたしは広告業界(ほぼ双子世界)にいて、大人の双子座がその能力を発揮して衝撃的に世界の色をぬりかえ、変化をもたらすのを何度も目撃しました。

しかし、次から次へとくりかえされるこの作業は、ときとして誤解を生みます。

じっくりと、ゆっくりと味わいたい人たちにとっては「え? この間これを教えてくれたばかりなのに、今度はあれ?…と思ったら、それも?」…こんな印象が「飽きっぽい」というフレーズにつながるのでしょう。

しかし、双子座は飽きていないのです。いいかえれば飽きるまで味わい尽くすよりも、世界中にあふれている「素敵」をひとつでも多く集めてきたい。
たとえば、スクープ記事を追いかける報道記者が、ひとつの記事を味わい尽くしていたら、次のスクープを逃してしまいます。

双子座は最高の「素敵」を見つけるたびにクオリティをあげていきます。
双子座は質を問わないという説はちょっと違うように思います。質(ブランドや出自)にとらわれずにあらゆる「素敵」を集めてくる、そこで得た知識を使って次はもっとバージョンアップした「素敵」を集めます。わたしたちの世界は常に変化しつづけ、進化しているからです。
双子座は「そこまでやるか!」と思わせるのが生きがい。そして、さらに上を行くのです。

ですから、飽きっぽい(根気がない)というイメージとは裏腹に根性がある人が多いのも事実です。もっとも双子座本人はそんなふうには思っていないのですが。

双子座はこだわります。こだわらないことにこだわります。
飽きるまでこだわるなどということを決してしてはならない。情報に優劣をつけることなく、常にフラットな状態でいなければ世界中の「素敵」のなかから、その時点で最も素晴らしい「素敵」を見つけてくることはできないからです。

ですから、「飽きる」ことができるのは、たとえば五感を使ってとことん時間をかけて「素敵」を味わい尽くす牡牛座だったり。それから、その場反応が命の活動宮、なかでも前半サインの牡羊座、蟹座あたりは飽きることによって新たな可能性を開いていきます。

双子座は飽きっぽい。蟹座は家庭的。獅子座は目立ちたがり。…ありきたりで、あたりまえとされているすべてのことについて「本当にそうなのかな?」と思ってみること。そして、誰の、どんなフィルターを通ってそのことが言語化されたのか検証してみること。
大人として社会を生きていく上でわたしたちが常にやっていることは、実学である占星術を学ぶときには必ず必要な「あたりまえ」だと思うのです。

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