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恋愛力をあげる方法(2)水星でアピール。

恋愛力をあげる方法(1)ハードアスペクト→*の続きです。

恋がどんなふうに始まるか。まず、出会いがあるわけですが、出会いに恵まれていてもなかなか恋が始まらない場合もあります。素敵な金星、恋をする気満々の火星。良い時期に恵まれ、条件がそろっているようでもうまくいかないこともあります。

たとえばいきなり「デートしましょう!」と相手の気持ちおかまいなしに積極的に出過ぎたり。
反対に気持ちをあらわさないで待っているだけだったり。
あるいは「(相手は気に入ったのかもしれないけれど、自分は)ピンと来ない」のくりかえしだったり。

金星の美意識、女性としてのゆたかな美しさを実際のコミュニケーションのなかで発揮していくのは水星です。異性を惹きつける雰囲気(色気)をかもしだして、恋の衝動に火をつける火星も、火をつける言葉を司っているのは水星です。

恋がうまくいかない人は、水星を見直してみる必要があると思います。

まだ女性である自分(男性である自分)を意識する前、あなたはどんな時間を過ごしていましたか? 
小学生のとき、辛抱強く水星を磨いて来ましたか? 
少しずつ大人になっていく思春期の頃、変化する自分を表現するために水星を使いこなす努力をしてきましたか?
そして、大人になった今も、水星を育てていますか?(雑貨的なたぐいの本や氾濫するビジネス書、ネットのまとめサイトなどに慣れてしまうと、水星は怠け始めます…)

鑑定に来られる方たちのほとんどが「コミュニケーション」をテーマとしてかかえています。

日本はこんなにも知性が発達した国で、他者への思いやりも深く素晴らしい国です。わたしたちは恵まれています。
恋愛にもそれはいえていると思います。たとえば恋がときめきから始まるのはあたりまえですが、今の日本では、その他のこともわりあい、そんな感じですよね。多くの人が「やりたいことを仕事にしたい」「大好きな人と結婚したい」と思う――そんな時代は歴史が始まって以来初めてのことです(格差社会などといわれていますが、日本はそれでも世界で最も平らかな国ではないかと思います)

しかし、このことが逆に、水星の鍛え方にバリエーションを少なくしている原因かもしれません。

日常のなかに異文化を感じることの少ない環境にいると、そうでない人たちとくらべて、コミュニケーションのスキルはどうしても劣るのかもしれません。いろいろな友だちがいるかどうか。多くなくてもいかに幅広い友だちがいるか。多様な価値観を受け入れることのできる自分であるかどうか。ちょっと考えてみてください。

最初に書いたような「暴走」も「怠慢」も「ピンと来ない」も、コミュニケーション力をあげることで解決できるでしょう。

太陽も月も、金星も火星も、どうということのないお二人が、水星の相性が良いために素敵なご夫婦でいられる例を、わたしは鑑定の現場でたくさん見てきました。

月や金星のように12サインでは語りきれないのが水星です。
ご自身の水星をチェックしてみたい方はぜひ、鑑定のときご相談ください。

このお話は「恋愛」だけではなく。現代に日本をはじめ、いくつかの国に生まれている人たちには仕事とか結婚とか、すべての事に通じます。それほどに、これからの時代は水星が鍵を握っているのだと思います。

(3年前、東日本大震災後の最初の講座でわたしは水星をとりあげました→震災後の世界を生きぬくために。水星講座*  あれから3年、さらにバージョンアップした水星講座を企画中です。鑑定の現場で積み上げた水星ブラッシュアップのスキルをお知りになりたい方は、ときどきこのブログをチェックしてくださいね。)

→恋愛力をあげる方法(3)につづきます!

(今は土星蠍時代なので、誰にでも愛想よく楽しい恋愛~みたいなことは許されにくいですね。「生半可な恋ならおやめなさい」とかいわれてしまう……そのかわり、覚悟を決めたら、真実の恋・ソウルメイトとすら呼べる人とのの出会いが待っているわけです。)

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