基本読み講座の雰囲気が毎回変わる理由。
昨日は中野トナカイで、月に1度のホロスコープ基本読み講座でした。初めて参加の方のなかにちょうど昨日がお誕生日というAさんがいらしたのでサンプルになっていただきました。
講座が始まってすぐ月が獅子座に入って、Aさんの牡羊射手集合と合わせて火のグラトラに。こころを開いていろいろ話してくださったAさんのおかげで、目の前のホロスコープが立体的に肉付けされ、全員ノリノリで楽しい講座になりました。
読み講座では毎回、参加者さんのどなたかにサンプルになっていただいて、全員で読み解いていきます。
終了後にAさんが「大体思ってた通りでした!」と言ってらして、その「思ってた通り」を一人で読んでみようとすると、なかなかうまくいかないんですよね。みんなで少しずつ補い合って、サインや象徴の解釈に「そんな見方があるんだ!」と発見し合いながら読んでいくと、たった2時間でもぐんと実力が上がります。
最初にホロスコープをホワイトボードに手書きしているとき、実は、わたし、サンプルさんのチャートを頭のなかでさくさく読んでいます。
ご本人にとっても参加者さんたちにとっても、最も良い形で講座の2時間を構築するために、大体アセンと月のサインで、ご本人がヒアリングに答えやすく(ということは、参加者さんたちがチャートをリアルに肉付けできるように)なにげなく誘導していることが多いかな。毎回、チャートを書きながらあまり中身のないことを話しているのはそのためです(笑)
そうそう。ひとつ補足しておきますね。
途中で、「使えない魚の水星ちゃん」みたいなことを言いましたが、使えない=ダメという意味ではもちろんありません。
風(双子、天秤、水瓶)の水星のように理路整然と組み立てて伝える。土(牡牛、乙女、山羊)の水星のように余計なことをそぎおとして実務的な伝達をする。こういう現実感覚では「使えない」ことが多く、しかし、相手の気持ちにそっと温もりを重ねるような話し方(あるいは話さないで沈黙のなかで会話する)が、魚や蟹、蠍など水の水星ちゃんならではのコミュニケーション方法です。
火(牡羊、獅子、射手)の水星なら意外性のある面白い話し方ができますね。
(念のためこれは初級のお話です。たとえば、わたしは山羊の水星なので↑これだけ見たら「余計なことを言わないで実務的に必要なことだけ話す」はず(笑) ことほどさように水星を4元素のみで、あるいはアスペクトを見ても、パターンにあてはめて語ることはできません。他の天体ももちろんそうですが、水星は特に。誰ともちがうあなた自身の水星の本質については鑑定でおたずねください。なお、鑑定とは別に、講座にご参加の方でさらに詳しく読んでみたい方、参加できなかったけれど詳しく学びたい方は単発の個人レッスンもお受けしています。また、4月か5月に再び「水星講座」も予定しています。)
昨日は読みの手順を書いたシートをお渡ししまして、それにそって読んでいただきましたが、個人個人で読みの順番は違っていいので、あれはあくまで全員で読むときの共通ツール的に考えてくださいね。
参加してくださったみなさん、お疲れ様でした! Aさん、お誕生日おめでとうございました! (時間なくて太陽回帰図をチェックできませんでしたが、今年の回帰は前日の夜。太陽は6ハウスです。)
→10天体、12ハウス、12サインがざっくりとわかっていれば参加できるホロスコープ読み基本講座。次回は4月9日(水)10時~です。サンプルさんのホロスコープを一通り、一人で読めるようになるのを目標に頑張りましょう!(一人で読めるようになったら中級読みへ!^^)
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☆★☆次回鑑定は19日(水)@トナカイです!
15時以降でしたらいつでもご予約いただけます。また春分後の26日(水)は12時半~17時の間で、お好きな時間をご予約いただけます。
→お申し込みはメールで。mukaimaki★gmail.com(★を@にかえて送信してください)
4月より鑑定システムを少し変更します。ええと、消費税が8%になるのとあいまって鑑定料にも多少影響あるかもしれません。が、トナカイ鑑定についてはほとんど大丈夫(のはず…) 詳細はまたこちらでお知らせいたします。どうぞよろしくお願いいたします!
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