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90度のアスペクト。太陽の使い方。

90度はスクエアと呼ばれています。
これは矛盾にみちて、内的な葛藤をともなうアスペクトなので、使いこなすには相当の工夫が必要です。しかし、それだけに創造性に直結するので「クリエイターアスペクト」などと呼ばれています(クリエイターが作品をつくるのは90度=スクエア、発表するのは180度=オポジションです

ときどきイレクショナル鑑定のご相談をいただきます。結婚や起業、家を買う契約などの大きなことから、デートに誘うメールを送信する日時ぐらいの小さな(でも大切な)ことまで、お日がら選びはいろいろありますね。

ちょっと面白いのは、たとえばネイタルチャートでもともと90度をたくさん持っている人は、放っておくと90度の多い日を選んでしまうことがままあります。もともと90度に慣れているわけですね。このあたりは本当に十人十色。誰かの不幸チャートがあなたの幸福チャート、かもしれません(笑)



これは講座でよくお話している事例ですが、(ご本人にもご快諾いただいています) 
太陽と冥王星の90度をお持ちのある社長さんのこと。もともとの会社に加えて新会社を立ち上げられたあたりで、わたしを知り、以来鑑定にいらしてくださるようになりました。

当初確認したら新事業開始が太陽冥王星スクエアの時期で、その他もかなりハードな星まわり。紆余曲折があり、当時は不定期で頻回に鑑定やお電話でのご相談をお受けしていました。その後、波に乗り始め、トランシットの天王星冥王星スクエアから現在の活動宮のグランドクロスに乗って大成功の予感……!

出会った当初、先代から会社を引き継いだばかりの彼の口癖は「自分は私利私欲ではなくてですね…」でした(今はもう口にしなくてもいいくらい、このことは無意識の原動力となっているのだと思います)→カラダにおとしこむと無意識が実現してくれる*

みずからの利益や満足ではなくたくさんの人のためになってこそ自分も満たされるのが仕事であり、経営である、と彼は子どもの頃から思っていたそうです。

太陽は個人にとって人生のテーマではありますが、社会天体なのでこの社会に対してどれだけの貢献ができるか、わたしたちの果たすべき目標をあらわしています。着地点となる方向性は土星がちゃんと示してくれます。

冥王星90度のアスペクトを持つ彼の太陽は、時代によって常にこのことを迫られ続け、度重なる挫折や苦難に遭ったからこそ、より強く、ぶれないところにまで鍛え上げられたのでしょう。

職業を世襲する家に生まれると、「どんな仕事をしようか」「好きなことを仕事にしたい」などと考え、悩む時間がばっさりカットできますね。職業はもう決まっているので、そちらへ向かって一直線。物心つく前からその仕事のためのトレーニングを始めている。

このとき、親世代と同じやり方でつつながく穏便なやり方をめざすのはソフトアスペクト型とすれば、新たな挑戦を続けて(ときには大失敗しながら)親よりも大きなことを成し遂げていく方向へ進むのがハードアスペクト型ということになります。

このように太陽は、どんなにハードでも、むしろ諦めないでそれを使いこなす工夫を続けることで大きな飛躍の可能性を秘めています。



しかし、社会で活躍していく太陽を支える私生活=月は身の安全を確保することでみたされる素顔の感情なので、いつまでたっても子どもみたいなもの(インナーチャイルドという発想は問題でも何でもなく、誰しも持っていてあたりまえ)
 
惑星のなかでも月だけは鍛えることができないので、それぞれの「月の原風景」にもとづく状態をつくってあげてください(身に危険が及ぶかもしれないとぐっすり眠れなくて、いつも不安におののいているのが「月の原風景」の場合もあります。これまた本当に100人いたら100通りです。どんな景色を見ると落ち着けるかはそれぞれちがいますので、どうぞ鑑定のときおたずねください。)

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☆★☆5月のスケジュールは明日アップします(たぶん…)

4月の鑑定はご予約がほぼ埋まってしまっているので、なるべく早くと思っていたのですが、遅くなりました。明日あたりなんとか調整がつく予定です。もうちょっとだけお待ちくださいませm(__)m

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