金運をあげると、魂もあがる。金環食。
うわ、なんだ、このタイトル。ほとんど毎日のようにドキドキしながら、書いておりますが(笑)まず、本日の日食読みから。4月29日15時14分、牡牛座9度で金環日食。サビアンシンボルは「飾られたクリスマスツリー」です。
戸外は寒風が吹き荒れているのに、温かいお家のなかには豪華なクリスマスツリーが飾られているのをイメージしてみましょう。
世間や他者がどうあれ、自分は温かく豊かで楽しくて、手にした富は絶対に手放さない。
9度は牡牛座の本質を象徴的にあらわしています。牡牛座はケチとか自分勝手といわれてしまう側面があって(特に水瓶座あたりから) この9度を見るとよくわかります。わたしもそうですが、牡牛座と水瓶座のスクエアを持っているひとなら、どちらも理解できますね。
しかし、この温かさは、夏の間にコツコツ働いて、富を蓄積しておいたおかげです。そしてこれはとても大事なことなのですが、9度を十分に発達させておかないと10度へ行けません。つまり、ここでみずからの富を実感し、じゅうぶんに味わっておかないと、他者のために貢献するということができないのです。
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では、不完全な9度が何をするかというと……自分の貧しさに、他者を引きずり込みます。心の底から幸せを経験したことのないひとに幸せを語ることはできない。自分は不幸だと思い込んでいるひとは友だちも不幸の渦に巻き込もうとする……。
「金持ち喧嘩せず」といいますが、ほんとうにそのとおりで、お金=ちょっとの余裕があることで解決する問題はたくさんあるんですね(お金の力に頼ってはいけないし、あぐらをかいてはいけないというのは水瓶座のテーマです)
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今回の新月は金環日食で、日食の新月効果は次の日食までつづきます→前回の食はこちら。半年に1度の浄化かもしれない。蠍座の金環食。*
この半年間、わたしたちは蠍座があらわす内面の深さと取り組んできました。
さて、これからの半年は牡牛座があらわすカラダ、大地に根をおろして生きる現実がテーマです。ホロスコープでみると、金環日食は8ハウスで起こっています。これはもう、どうしたって内面の成長を伴わない現実力はありえないということですね。
ということで、タイトルにもどって。
現実の力として最もわかりやすいのは「金運」です!
ここからの半年、稼ぐ! 逆にいうと、遣う! 真逆のことをいっていると思います? 物事は表裏一体、ポジもネガも必ずあるので、稼ぐも遣うも「お金のエネルギーをまわしながら現実を構築していく」という意味では同じなんですね。
そういえば、お金は「土」成分と思っているひと、多いかもしれませんが、お金は「水」です、この話はまたいつか^^
つまり、くれぐれも、お金のためのお金やだらだらと浪費(どちらも未熟な牡牛座)ではなく、生きるためのお金や時間の価値を熱く強く、そして深く、このカラダに刻印していきましょう。
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活動宮グランドクロスの時代、毎日のように信じられないニュースが飛び込んできます。なかでも韓国フェリーの沈没事故はあってはならない出来事で……。でも自国の話ではない、他国に固有の問題だと思ってしまったら、わたしたちは未熟なままだと思うのです。わたしたちは内面でつながりながら、外の世界を変えていかなければならない時代に生きています。
次は10月24日が部分日食です。これからの半年間、わたしたち、一人ひとりの現実対応力を鍛えていきましょう!
<追記>
→夢を叶えるチャンスが来ている。このエントリーの後半もご参考までに。*
→日食については、このあたりでおさらいできます。今後50年が決まる日、他*
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