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運命に流されるか、流れを乗りこなすか。

(追記)4月14日は火星が地球に最接近! この時期、「火星」のパワーがぐんと高まっています。→国立天文台のページ*



火星は社会天体です。太陽のテーマをやりとげるためにどんなふうに打ち出していくか、社会に対してアクティブに働きかけていけるか。このあたりが火星の役割です。

ときどき「火星の実感がない」という方もいます。ずーっと同じ仕事をしていたり、何らかの理由でお家にいる生活だったり(男性でも火星を使えていない人がたまにいますが、その場合、ほとんど太陽も張りぼてです。)

専業や兼業の主婦だから太陽や火星を使えていないかというとそんなことはなくて、夫の太陽をサポートするとか、子どもたちを健全に育てることで地域に貢献するなどの形でちゃんと太陽のテーマを果たしている方も多いです。

しかし、立場にかかわらず、外で働いていてもなんとなく自分の火星実感がないという場合。松村先生はよく「唐辛子たくさん食べて体温あげればいいよ」とおっしゃっていましたが(笑) どんなとき自分が怒りを感じるか検証してみるとなんとなく火星を活性化させる感じがつかめると思います。

特に、わたしたちは今、活動宮グランドクロスのまっただ中にいますが、これを使いこなして波に乗る鍵を握っているのは天秤座にいる火星です。

冥王星や天王星を意図的に使いこなすのは個人では難しく(土星までを使えていれば天王星はなんとかなるかも) 木星は与えられる恩恵を受け取る器を自覚していないと単体で使うことは難しい。
しかし、公転周期が2年と短く、瞬発力として使える火星で火をいれて、天王星の改革をうながし、冥王星の底力でとことん再生させて、木星でご褒美をもらうというように星のエネルギーを循環させていくと、このグランドクロスは最高のチャンスとして生かせるわけです。



注意したいのは、出生のホロスコープ(ネイタルチャート)で火星を使えていないと、トランシットでめぐってきている火星を使うのもだいぶ工夫が必要です。ぼーっと受け身でいると、火星を凶星と呼んだような古い意味合いであるトラブルの種になったり、事故やケガを誘発することになったり(これもトラブルですが)

しかし、(ここ、大事)仮に火星を実感できていない人であっても、このグランドクロスは逆に使いこなせるようになるチャンスでもあります。
仮に(これも大事)トラブルが起こったとしても、それをきっかけに自分のホロスコープに火がついた!と自覚して、天王星、冥王星、そして木星のエネルギーをまわしていく。運命に翻弄され、流されるよりも、流れに乗って乗りこなして、自分の人生をぎゅっとつかんで自分のものにしていきましょう。大丈夫。意識すれば使えます!

具体的にどんな分野、どんな現場で火星に火をいれていけばいいのかわからないという方は鑑定でおたずねください。あるいはどんなトラブルが起こりそうとわかっていれば前もって手を打っておくこともできますね。守りに入るのではなく、アクティブに前へ出て行くために知っておく。攻撃は最大の防御です(攻撃にもいろいろありますよ、念のため)

余談ですが。チャートを見ると、お家を買いたいと常々思ってらした方は今の時期から夏ぐらいまでがちょっとチャンスかと思います。木星が蟹座(月は家のナチュラルルーラー)にいるということもありますし、なんだかんだいって不動産は全体的には上昇傾向にあるので、「いつかは」と思っているなら消費税が上がってちょっと逡巡している雰囲気の今が逆によさそうということで。ローン減税の拡大など実際的な部分はご事情に応じて調べてみてくださいね。わたし、間取り図が趣味の不動産オタクなので^^ このあたりも鑑定のときおたずねください。その上で、ご希望があれば方位や間取りなど総合的に見てくださる大御所先生をご紹介いたします(わたしも家の建て替えについてはこの先生に見ていただきました^^)


(お家とかリノベ関係の雑誌を見つけると素通りすることはむずかしい…。今興味があるのは多摩センターあたりの、駅から遠くて古い団地を再生させるプロジェクト。高齢化や介護問題、保育環境などを考える糸口としてお家を考えるといろいろ楽しいです。)

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