アスペクトを読むときの基本。
昨日は基本読み講座&鑑定@中野トナカイでした。お熱いなか、いらしてくださったみなさま、ありがとうございました。鑑定でお目にかかれたお一人おひとりが素敵な人生を創っていかれますように。応援しています!
鑑定のちょうど合間にネプチューン先生が風のように涼しげなお顔を見せてくださって、夕方には祈祷師びびこさんがケイさんとのMTGにいらして、アイスコーヒーのさしいれいただきました。千客万来の水曜日^^
☆
さて。昨日の基本読み講座。
ふだんは、初級読みの手順(向真希の場合)をお渡しして、それにそって、サンプルさんのチャートを全員で寄ってたかって声を出して読み解いていくのですが、昨日はテーマがアスペクトだったので、あえて原点にもどりまして。
アストロサイコロを使って、全員に、初級段階でおすすめしている「パズル読み」をしながら声を出す練習をしていただきました。
☆
天体は意識。ハウスは現場。サインは傾向(彩り)。
→私のこんな(意識)は、こんな(現場)で、こんなふうに(サイン)発揮されます。
天体は、意識におきかえます。月=素顔の自分、水星=コミュニケーションスキル、金星=美意識、太陽=人生のテーマ…などといいかえます。
ハウスは、具体的な現場におきかえます。1ハウス=ナチュラルな自分でいるとき、2ハウス=収入を得る場、3ハウス=コミュニケーションや勉強の場、4ハウス=地元や心許せる場所やお家、…などと、私たちが生きる現場を具体的な言葉にしてみます。
そして、12サインはそれぞれの意味合いを、なるべく多角的に、天体と現場にふさわしい言葉を選んでいきます。
☆
たとえば…
(サイコロ、ころころ)
「はい、金星2ハウス乙女座!」
「えーと、えーと、お金稼ぐ現場で、あっ、そっか…えーと、私の美意識は、えーと、2ハウスは収入?……だから、お金を稼ぐ現場で……乙女座なので…、えーと、ストイックに、コツコツ仕事することで、発揮されます」
…こんな感じですね^^
わかりやすくいいかえれば、「収入を得る現場で、コツコツ仕事するのが喜び。そんな自分が好き」ということですね。
☆
この、いいかえる技術は、そのまま読みの精度につながります。漠然と、なんとなくわかっている程度では自分で読むことはできません。意味をおさえながら、ちゃんと相手(みんな)に通じる言葉、自分なりの言葉にできているかどうか。水星をしっかり使ってください^^
アスペクトが読めない方は、このパズル読み(天体と、現場と、サイン)の基本をすっとばしていることが多く、あるいは、得意なところしか読めないことがほとんど。誰でも、苦手なハウスや実感のないサインはありますが、チャートを読むときそれはまずいわけですね。
ですので、昨日はあえて、アストロサイコロのパズル読みで基本の練習。その後、サンプルさんのチャートをアスペクト中心に読み解いていきました。
☆
昨日は、半分以上が初めて参加の方たちでしたが、いつもと違った趣で、太陽も獅子座に入って木星と合の雰囲気満載の2時間でした。参加してくださったみなさまから、昨日のうちにさっそくご感想メールをたくさんいただき、また、お二人から鑑定のお申し込みもいただいて、とてもうれしく、ご予約をおとりしました。
やっぱり、基本は大事だし、楽しいですね。月に1回だけの基本読み講座ですが、細く、長く、趣向をこらしながら続けていきたいと思っています。
それから、初級1日集中講座で入門したら、具体的なホロスコープをどんどん読んでいく基本読み講座との間に、えーと、なんていったらいいのでしょう、ハシゴをかけるような講座をやっていいかなと思っています。昨日ぐらいの内容をもっとブラッシュアップして、3回シリーズぐらいで。秋に向けて、これも考えてみますね^^
| 固定リンク
「占いの学び方」カテゴリの記事
- 人はみな孤独。だから「一緒」が欲しくなる。(2016.11.08)
- プライドは捨ててください。(2015.10.26)
- ノーアスの月をどう生かすか?(2015.03.13)
- 独学で占いを学ぶとき、強い覚悟だけでは足りないかもしれない。(2015.03.11)
- 「星を使いこなす」ってどういう意味?(2015.02.26)