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2014年12月

2014年が暮れていきます。

占星術を学んだり宇宙に親しんだりしていると、大晦日といっても太陽暦の話でしかなかったりして、たしかに特に女性なら体感しやすい月の暦ならお正月は2月だったり、あるいは占星術なら、影響を考えると春分がお正月だったり。そんなこんなで「いつ」が新年か? いろいろな考え方があるわけですが。

以前、わたしは人が少なくなった東京で過ごすお正月が大好きでした。両親が年齢を重ねたので、暮れから帰省するようになりましたが、今年は父が亡くなって、母ひとりになった家へ帰ります。おそらく数年後にはまた東京で過ごす日が来ると思います。その日が、できるだけ先になるようにと、願うような気持ちでこの暮れを過ごしています。

一昨年、昨年あたりから多くの時間を8ハウスにからめとられ、実は、仕事関係の方々、多くの友人たちにご迷惑とご心配をおかけしながらきています。特にこの11月から12月、適切なアドバイスをくれた中野トナカイまつい店長と、常に明るくフォローしてくれた桜田ケイさんに心からの感謝を。木星期の最後の年に、わたしは「甘える」ことを覚えたように思います。土星マターで生きていると甘えられることよりも甘えることの方が100万倍難しい。

みなさんは、この暮れと新しい年を、どこで、誰と過ごしますか?

今年、とても苦しいことがあった方もいらっしゃると思います。
環境からもたらされる苦しみも、内面からやってくる苦しみも。どちらもつらいですね。

でも、時間はいつもわたしたちの味方です。

すべての方々に素敵な新年が訪れますように。
どうぞ佳いお年を。

*暦についてはご参考までにこのあたりも。→太陽のお正月。月のお正月。*

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登石麻恭子先生の「魔女の救急箱」講座!

わたくし、向真希は「月双子です」とか「金星水瓶です」とか、風サインだらけのふりをしていますが、風はそのふたつしかなくて、内実は土サイン過多の超現実的な(ほんとか?)…ま、そういう女なのでございます。

ですので、魂の浄化だの正しい論理だの真理だのなんちゃらだの、もちろんそれらは素晴らしいこと。それはよーく知っている。もちろん。

けれども、土成分は現実です。いま、ここにいる自分のこのカラダが実感することを判断の道具として動きます。

ここにこうして、誰ともちがう自分の、このカラダをもって生まれてきているのだから、すなわちこのカラダが!五感が! ばっちり満たされること、やっぱり大事!……と、まあ、そんなようなことを思って生きているわけですね(だからビューティー占星術とかセックス占星術とか金運をあげる風水とか、そんなあたりにこだわりたいの。)

つまり、

限りない魂の広がりの世界をもっと広げるには……
深い深い内面に沈んでココロの奥まで沈んで自分を知るには……
そしてふとした瞬間のインスピレーションや二度と来ないチャンスを、すっ、すっ、とスムーズにつかまえるには……。

それには、やはり、カラダの限界や五感の可能性をわかっていなければ…!!

だって魂もこころも直感も、すべては、この世にこのカラダを持って生きるわたしたちの戯れ言かもしれないわけで。だから、やっぱりカラダを無視しては何事も成らず、といってもいいように思います。

しかし、

わたしたちには、ちょっと苦しいとか、不安がよぎったり、あるいは押しつぶされそうになったり……残念ながら、そんなときがわりと頻繁に訪れますね。

そりゃ、あるていど生きてくれば、たとえば美味しいごはんを食べて、洗い立てのシーツにくるまって、ぐっすり眠れたら、それらの何割かは解決するのもわかっちゃいますが、でも、そもそも美味しいごはんをつくる気力もなく(お金もなく)洗濯する時間もなく(シーツは乾くまでに時間かかるし)不眠症だったりしたら(これはわたし)……

とにかく『とりあえずの応急処置』があるといいですよね。
ちょっとした風邪薬や絆創膏なんかがしっかりセットされているなんとかの薬箱みたいな、魂とココロの救急箱みたいなものがあったら…そして、ふだんからそういうキットを使って、自分をすこやかにキープできたらいいなあ…
(と、これまた、土の女の考えそうなことですが(^_^;)

さて。

こんなような話を、今年の夏、ある場所でだらだら、ひとりごとのように呟いていたら、偶然同席していたある方が突然こっちを向いて「それ、面白いですね~」

もうね、ふわふわのヘアスタイルで素敵な香りで妖精みたいにチャーミングな方なので、ドキドキしながら(でも、そこはわたしも土星期前ですから、平然とした顔で、しかし衝動的に)
「じゃ、トナカイで講座、お願いします!」と口走ったら…、

「講座? うふふ、いいですよ~」(^。^)

「……!!」

(…サプライズとはこういうことだわ…!)

こうして、魔女業界(笑)で大人気、売れっ子の登石麻恭子先生が、なんと、トナカイで破格の講座をやってくださることになりました!
blog 星と香りの日々*

衝動的にとはいえ、実は、わたし、アロマとフラワーエッセンス融合の講座は登石先生だわ…と以前より秘かに夢見ていたのです(夢は必ず叶う。これはわたしの持論なのですが、またひとつ、成功体験がふえました^^)

講座のくわしい内容は、如月沙世さんのブログをごらんください。→登石先生の「魔女の救急箱講座!」@中野トナカイ   

ココロやカラダが苦しいときのために何らかの手段を持っていたい人、占星術を学ぶ人、プロ志望の方、もちろん現場のプロの方たちにおすすめです。特に女性には必須の講座です。
(占星術を生かして、現実の自分がよろこぶ方法 という意味では、ビューティー占星術番外編といってもいいのですが……いや、これは登石先生に失礼だわ、すみません)

場所は中野トナカイです。
いろいろなスクールで講座をたくさんやっていらっしゃる登石先生が、今回は中野トナカイで初めての講座ということで、あまりにもおトクな内容になってしまいました…

(…前回のラクシュミー先生講座もそうでしたが、わたしのお願いが10時間講座になりそうなほど、てんこもり。なのに、先生方が全力で応えてくださって…占星術界でも松村門下生としても大先輩である先生方の懐深さに心から感謝いたします。受講されるみなさまにとっては、恐ろしいほどおトクで稀有な講座です。どうぞ、この機会を最大限生かしてしっかり学んでくださいませ!) 

お席が限られておりますので、気になる方は、どうぞお早めにお申し込みください! 

●日時=2015年1月22日(木)10時~12時
●場所=中野トナカイ ●定員=8名
●料金=7000円(当日お釣りの必要ないようにお持ちください)
*お申し込みはメールで。→sayo-fortune★i.Softbank.jp(如月沙世さん)


*受付は、木曜日の如月沙世さんです。どうぞよろしくお願いいたします!

(この講座は,当初、向真希が企画して進めてまいりましたが、私事により、受講生のみなさまにじゅうぶんな対応ができないかもしれないと思い、逡巡していたところ、トナカイ木曜チームの如月沙世さんがこころよく引き受けてくださいました。如月さん、ありがとうございます。みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。)

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昨日の、毎日新聞・夕刊で。

拙著・小説「夜間急行」のモデルになってくださった田尻義雄氏のインタビューが、昨日の毎日新聞夕刊「人模様」に掲載されました。ポケモン「サトシ」のお父さま、素敵な笑顔です。よろしければ、みなさまもごらんください。

私は広告の仕事、物を書く仕事、そして占い師として多くの人生と関わらせていただく仕事と、3つの仕事を継続しています。
長年たくさんの方からいろいろなお話をうかがってきて、そのうちのひとつが、こんな形で花開き、実を結んだことがほんとうにうれしく思います。
田尻様、ゲームフリーク様はじめ、ご縁をつないでくださった方々、拙著をお読みくださったみなさまに心から感謝申し上げます。

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光の季節へ向かう冬至に。山羊座の新月。

本日、2014年12月22日、月は山羊座で新月を迎えました。太陽が山羊座に入ったのが、午前8時2分。月が太陽に追いついて新月になったのが、午前10時35分でした。今日は午前中、いろいろ、ぐるぐるしてしまった方も多かったかと思います。そして迷いながらも新しい年の目標をなんとなく考えた方も。

新月のサビアンシンボルは、山羊座1度「認識を求めるインディアンの長」です。

12サインは火の活動サインである牡羊座から始まります。熱く燃え上がる牡羊座から始まった季節は、山羊座に入って冷えて固まります。ここまでの成果をカタチにするのが山羊座です。

その山羊座の始まりである1度は、いわば山羊座宣言の度数です。
山羊座も蟹座も集団性をあらわします。蟹座は感情の水サインなので気持ちで同調する民族性ですが、山羊座は現実をあらわす土サインなので異質の民族や違う考えの人たちも取り込み、具体的な目的に向かうことで集団を形成します。

とはいえ、山羊座1度に天体を持つ人が実際のリーダーになるかといえば、そうでもないことが多いようです。どのサインもあくまで1度は純粋なサイン宣言なので、おおっぴらに高らかに宣言はしますが、安定した行動にはなりにくいのです。

この新月は山羊座に4天体が集中し、10ハウスに新月、11ハウスに水星、冥王星、金星があります。
今回の新月のアファメーションはちょっと複雑です。あなたは何らかの志を立て、目標設定をするでしょう。それは自分の利益やステイタスにとどまるとそれで終わってしまいますが、個人を超えて、仲間や社会の未来ヴィジョンを切り開くことでカタチになっていきます。
しかもあくまで山羊座なので、現在のこの社会の価値観に見合ったものであればあるほど、実現しやすくなります。

冬至と新月が重なるのは19年ぶり。「朔旦冬至」と呼びますが、前回1995年は射手座30度の新月後に、太陽が山羊座へ入って冬至を迎えました。そして、朔旦冬至は、38年後の2052年です。

それにしても、なんという長い長い時間をわたしたちは生きているのでしょう。長い歴史のなかではほんの一瞬。けれども、個人としてのわたしは今回が、生きている間に迎える最後の朔旦冬至になるでしょう。時間の管理者である山羊座の新月です。こんなふうにふだんはあまり考えない悠久の時間について考えてみるのもいいかもしれません。

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<お願い>ご連絡いただいたみなさまへ。

12月20日現在、ここまでにご連絡いただいたみなさまには全員にお返事を差し上げております。
万が一、まだ返信が来ていないという方がいらっしゃいましたら、ご一報いただければ幸いです。
メールでも mukaimaki★gmail.com(★を@にかえて送信してください) 
twitterでお声かけいただいても、https://twitter.com/mukai_maki
facebookメッセンジャーでも https://www.facebook.com/masako.mukouyama
ご都合のよい方法でかまいません。どうぞよろしくお願い申し上げますm(__)m

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☆★☆年内のご予約は満席となっております。

中野トナカイ、隠れ家サロンともに2014年のご予約は満席となっております。私事でご迷惑をおかけしておりますが、来年も毎週水曜日の中野トナカイでの鑑定は継続してまいります。いよいよ土星の移動、冥王星天王星スクエアの総仕上げに入る時期ですので、来年はちょっと気合いを入れて、勝負を賭けたい人はきっちりいきましょう。激動の時代ですので、波に乗ってしまう方が、たぶん、あとからふりかえるとラクです(今は大変ですけどね)

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土星射手座入りによって魚座海王星の存在感が。

土星の移動は、空気感の変化を肌で実感できます。そろそろ土星の射手座入宮の話題が散見されますね。蠍土星は山羊冥王星とのミューチュアルレセプションもあって、深く、強く、決して消えることのない刻印を残し、常識を打ち破り、限界を超える体験をした方も多いでしょう。

では、射手土星は?

私たちの集合無意識を見事に書きかえた蠍土星のあとに、今度はその「無意識」を「意識」にひきずりだすのが射手土星時代です。私たちの理想をどこに置くのかを明らかにしながら、果てしない未来、遠い理想に向かう哲学を確立していく時代が始まります。

ちょうど獅子座に木星が、牡羊座に天王星がいることとも相まって、火のグランドトラインがもたらす理由のない高揚感を感じる場合も多くなるでしょう。

同時に、射手座の土星は、魚座の海王星とスクエアです。火のグラトラを使って高く、遠く、純粋な好奇心と探究心を発揮しようとすればするほど、水のサインである魚海王星がからみついてきます。海王星は感情という名の水が、水という形すらとらないでまとわりつく霧のような存在です。

射手座土星時代の幕開けに、私たちは今さらながら海王星について考えることになりそうです。



最近のtweetより。海王星について。

父の亡くなった瞬間のホロスコープを、他人のものであるかのように淡々と読み解く。さそり土星の最後の課題、クリア。

あ、さっきのはちがうな。さそり土星による最後の課題の、第一段階のみクリア。まだ次がひかえていて、それは来年、土星がさそり座へ逆行するとき突きつけられる課題。生死に関わることに直面すると、占星術を学んでほんとうによかったと思う。わたしの場合ですけど。

認知症が海王星の仕業と思えば、いちばんまずいのは土星ルールで対応してしまうこと。土星部分の常識が壊れてるわけなので、海王星とダイレクトにおつきあいしてるつもりになれば腹も立たない…わけでもないですが、かなり楽になる。占星術わかるとべんり。

お金は土星そのもの(現実)かといえばそれだけでもなくて。海王星がききまくっている人に限ってお金にこだわって、たくさんほしがったり、持っていると安心したりする。お金は土でもあり水でもある。水は感情。お金は情にくっついてくる。

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☆★☆来週24日(水)は年内最後の鑑定になります。

13時~15時を当日枠(または前日緊急ご予約枠)といたします。来年1月のスケジュールも近日中にアップしますので、ちょっとだけお待ちくださいませ。

来年2月に、初級1日集中講座@中野トナカイが再び実現するかも…こちらも調整中ですので、ご希望の方はときどきこのブログをチェックしていてくださいね。

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明日は鑑定日@中野トナカイです!

このたびは私事によりお休みいただき、申し訳ありませんでした。ご迷惑ご心配をおかけしたみなさまにお詫びするとともに、温かいお心遣いをくださったみなさまに心から感謝申し上げます。

明日の中野トナカイ、向真希は通常通り在席しております。

なお、午前中レッスン、午後鑑定と、満席となっております。ありがとうございます。来年の予定も大急ぎで調整中ですので、しばらくお待ちくださいませ。

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少しの間お休みをいただきます。

双子座の満月前夜、父が逝きました。

今週、10日(水)に予定していた
基本読み練習講座、
および午後の鑑定は、
延期させていただきます。


ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

(講座ご参加予定、ご予約いただいていたみなさまにはお電話かメールでとりいそぎご連絡させていただきましたが、個人的な事情で、私からのキャンセルとなってしまい、本当に申し訳なく、お詫び申し上げます)

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46歳からは晩年。または余生。

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花には盛りがあります。盛りはいつか過ぎていく。
「何歳になっても『遅い』ということはないですよ」と、わたしはいつも申し上げていますが、それとはちょっと違う意味で、木星期を迎えたら(40代後半以降)もう「晩年」なのだと感じています。余生、といいかえてもいいかもしれません。

土星期に向けてどんなふうに人生を片付けていくか。それが晩年です。

どうか火星期までは存分に。
木星期以降を生きる人は、わたしも含めて、その役割は、火星期までの人たちをサポートすることにあります。

「もう木星期に入っているけれども火星期までに弾け足りなかった!」という方もいらっしゃるでしょう。土星期までに帳尻あわせをする方法がちゃんとありますので、鑑定のときおたずねください。

先にいっておきますが、帳尻あわせは簡単ですが、大変です。勇気と根性と覚悟が必要です。太陽と火星と木星を一気に炸裂させないといけないなので……。
逆にいえば、えーと、来年ぐらいまでかな、「わたしの人生は、まだまだ弾け足りない!」という方にはむしろチャンスです^^

<大切なお知らせとお詫び>

現在、ブログの更新ができにくい状態にあり、ほんのしばらくですが、更新が間遠になってしまいます(2~3日おきとかそんな感じ) ほんのしばらくの間ですので、どうかご容赦くださいますようお願い申し上げます。

また、鑑定や講座、レッスンなど各種お申し込みお問い合わせへのお返事も遅れがちになるかと思います。必ず受信日時順にお返事さしあげますので、しばらくお待ちくださいませ。

ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

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