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光の季節へ向かう冬至に。山羊座の新月。

本日、2014年12月22日、月は山羊座で新月を迎えました。太陽が山羊座に入ったのが、午前8時2分。月が太陽に追いついて新月になったのが、午前10時35分でした。今日は午前中、いろいろ、ぐるぐるしてしまった方も多かったかと思います。そして迷いながらも新しい年の目標をなんとなく考えた方も。

新月のサビアンシンボルは、山羊座1度「認識を求めるインディアンの長」です。

12サインは火の活動サインである牡羊座から始まります。熱く燃え上がる牡羊座から始まった季節は、山羊座に入って冷えて固まります。ここまでの成果をカタチにするのが山羊座です。

その山羊座の始まりである1度は、いわば山羊座宣言の度数です。
山羊座も蟹座も集団性をあらわします。蟹座は感情の水サインなので気持ちで同調する民族性ですが、山羊座は現実をあらわす土サインなので異質の民族や違う考えの人たちも取り込み、具体的な目的に向かうことで集団を形成します。

とはいえ、山羊座1度に天体を持つ人が実際のリーダーになるかといえば、そうでもないことが多いようです。どのサインもあくまで1度は純粋なサイン宣言なので、おおっぴらに高らかに宣言はしますが、安定した行動にはなりにくいのです。

この新月は山羊座に4天体が集中し、10ハウスに新月、11ハウスに水星、冥王星、金星があります。
今回の新月のアファメーションはちょっと複雑です。あなたは何らかの志を立て、目標設定をするでしょう。それは自分の利益やステイタスにとどまるとそれで終わってしまいますが、個人を超えて、仲間や社会の未来ヴィジョンを切り開くことでカタチになっていきます。
しかもあくまで山羊座なので、現在のこの社会の価値観に見合ったものであればあるほど、実現しやすくなります。

冬至と新月が重なるのは19年ぶり。「朔旦冬至」と呼びますが、前回1995年は射手座30度の新月後に、太陽が山羊座へ入って冬至を迎えました。そして、朔旦冬至は、38年後の2052年です。

それにしても、なんという長い長い時間をわたしたちは生きているのでしょう。長い歴史のなかではほんの一瞬。けれども、個人としてのわたしは今回が、生きている間に迎える最後の朔旦冬至になるでしょう。時間の管理者である山羊座の新月です。こんなふうにふだんはあまり考えない悠久の時間について考えてみるのもいいかもしれません。

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