「星を使いこなす」ってどういう意味?
このブログでもときどき書いていますが、運命は流されるものでもなく、ふりまわされるものでもありません。
流されたりふりまわされたりすることを選んでも、もちろんいいのですが、それが不本意なのであれば、みずから流れに乗って、動いていくことができます。そのきっかけになるのが、天体の動きです。天体は意識が集中するポイントなので、動きに意識を合わせていけば、流れに乗りやすくなるわけですね。
☆
先日の「初級1日集中セミナー」のとき、「星を使いこなす、という意味がわかりません」という質問が飛び出しました。ところが、わたしが電話したりちょっと席を外しているあいだに他の参加者さんからこんな話が出て……。
「たとえば海王星は現実と幻想の境界線をぼかしてしまう星で、ドラッグとかお酒とかネガティブなイメージを持ってしまうけれど、思いきりファンタジックな世界を描いたり、夢を広げたりすればポジティブに使える」
--こんな感じで、質問者さん、納得。わたしがもどったときには、質問は自動的に解決していました。質問も素晴らしいし、お答えも素晴らしい^^
☆
このとき、わたしが付け加えたのは、
「わからないときその場で全部を解決しようとしないで、ちょっと棚にあげていく『棚』を持ってくださいね」という……なにそれレベルのお話(^_^;
(決して煙に巻いているわけではなく、自分もそういうことがよくあるんです。質問や疑問を5年ぐらいかけて答えを出す。22年前の疑問が解けた!とかね。いずれも諦めたり忘れたりはしない。そのために『大きな棚』を持っています。あげっぱなしの項目をときどき取り出して眺めてまたもどしたりしています、今も。)
☆
天体には年齢域がありますね。そして、その天体(惑星)の年齢域をじゅうぶんに経験すると自然に会得できることがたくさんあります。
金星期(16~25歳)にどうしてもわからなかったことが、太陽期(26~35歳)の半ばぐらいになったら自然にわかった!とか。
太陽を使っていないと悩んできたひとが火星期(36~45歳)を無我夢中で過ごして木星期(46~55歳)になって、ちゃーんと太陽を使ってきたんだなと実感できたりもします。
いま、西洋占星術を学んでいるあなたにお伝えします。
時間はいつも、あなたの味方です。学びの時間を大切に。どうか焦らないで、じっくり学び続けてください。あなたが丁寧に過ごしていく時間は(…ま、ときに投げやりになったりすることがあるとしても…)いつかあなたの一部になり、あなたの大きな財産になっていきます。
土星期に入ったわたしは、天王星期の先輩方に励まされながら、最近こんなふうに考えています。学び続けましょう、お互いに。
*****
☆★☆水曜トナカイの「占い師育成12カ月コース」がスタートします!
桜田ケイ&向真希の土サイン太陽ユニットが現実を読み解ける占い師育成プロジェクトを開始します。詳しくは来週お知らせいたします。8名様限定です。プロレベルをめざす方はぜひ来週のお知らせをごらんください。もうちょっとだけお待ちくださいませ!
| 固定リンク
「占いの学び方」カテゴリの記事
- 人はみな孤独。だから「一緒」が欲しくなる。(2016.11.08)
- プライドは捨ててください。(2015.10.26)
- ノーアスの月をどう生かすか?(2015.03.13)
- 独学で占いを学ぶとき、強い覚悟だけでは足りないかもしれない。(2015.03.11)
- 「星を使いこなす」ってどういう意味?(2015.02.26)