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「すべては何とかなるから大丈夫。だって日は過ぎていくものだから。」

春分を迎えて、空気感が変わったのを感じ取っていらっしゃる方も多いことと思います。こんなこともときどき書いていますが、どうか体調をととのえながら新しい年を楽しんで行きましょう!→お彼岸はご先祖様のお節介→*。



わたしは今回、亡くなった父の初彼岸だったのでしばらく山奥の実家に一人で滞在してきました。「まさか本当に一人で滞在するなんて…!」と親戚全員が心配するような山奥(笑) でもって遠州地方(浜松近辺)はお葬式よりも初盆の方が大変といわれる土地なので、お彼岸の次に来る8月のお盆の計画と相談と心配をしているような状態なのですが…。

タイトルは、父のいとこにあたる方の言葉です。正確には遠州弁なので意訳してみました^^
お彼岸の細かいこともたくさん教えてもらって、次は初盆が…どうしましょう~…とあたふた相談するわたしに、

「心配せんでもいいだよ。日は過ぎていくだで。四十九日だって何とかなったら? お彼岸も何とかなったじゃん。初盆だって何とかなるだよ。」 (原語(笑)だと大体こんな感じ。遠州地方の方でないとニュアンスがわかりにくいかも…)


時間は誰にでも平等に経過していくもの…と、わたしもいつもお話していますが、78歳の言葉で語られると、それは現実に落とし込まれた哲学のようで、本当に土星そのものでした。実際には71歳からは天王星期ですが、だからこそ、過ぎた土星期について味わい深く語れるのだろうと思います。

木星期に入ってしばらくすると、太陽期火星期をふりかえれるのも同じですね(火星期はふりかえっているひまはないので太陽期について語ることはあまりないかも)

わたしたちは過去から学ぶことがたくさんあるのだと思います。そうして、もし、あなたが未来を知りたいなら、自分にとって未来である時間がすでに過去になっている人たちの言葉に耳を傾けるのもひとつの方法だと思います。

さて。占星術は時間とともにあって、時間の可能性を自分の可能性に置きかえて未来を切りひらいていく道具です。
ご先祖様のお節介の季節に、わたしは、自分や家族や親戚がどんな時期にいるかを読み、それによって今後を決めたり、調整したり……運命は決して決められているものではないことを実感しながら、まして家運によって個人の人生が左右されることなどないのだと、そんなことも思いながら、ご先祖の一人になった亡き父と話してきたのでした。

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