« あなたの才能を見つけましょう。牡牛座の新月。 | トップページ | 6月のスケジュール! »

スクエアは神様の贈り物。

昨日、夜明け近くでしたか、関東地方は大変な雷雨で襲われました。
天からの音なのに地響きを感じるような爆音は、かつて雨期直前のバンコクに滞在したとき経験があります。深夜から明け方にかけて頻発する雷の音に怯え、「天罰」という言葉はこういう自然現象から生まれたのかもしれないと思いながら、安宿の硬いベッドから窓の外の闇を見つめていました。

昨日は、しかし、雷雨のなか、窓が閉まっているかどうか家のなかを点検しながら、どことなく安らぎを感じてもいたのです。きっと、多くの人が怖かったり不安だったりしているのに。

ふだんと違うこと、どうなるかわからない出来事に遭遇すると、それはもちろん苦しかったり困ったり震えたりもしますが、どこかでここちよさを感じている自分がいます。

窓のすぐ外に雷雨を感じながら、ああ、これが自分なのだ、としみじみ感じました。


占星術を学んでよかったと心から思うことのひとつが、これです。人とちがう感じ方をする自分を「ダメ」だと思わなくてもいいんだとわかったこと。

土星の常識を越え、限界を超え、ありえない出来事を経験するのが冥王星です。わたしは素顔の自分である月が、冥王星がスクエアのアスペクトしか持っていないので、幼い頃からめったにないような経験ばかりしてきました。失恋とか火事とか離婚とか死別とか倒産とか、えーと、他にもあったかな……比較的わかりやすい出来事はこのブログにも書いていますね。

人とちがうあなたでも、いいのです。大丈夫。月に冥王星や海王星、天王星などのトランスサタニアンがハードにアスペクトしている方には、ぜひこのことをお伝えしておきたいといつも思っています。

それから、わたしの場合、この月と冥王星のスクエアは、離反のアスペクトです。形成されたアスペクトは過去のものなので、「もう終わった」という思考になりやすいのです。出来事を感じている、まさにその瞬間でさえも。

そうして遭遇している瞬間に「あ、もう、これは終わる」と現在を過去の出来事として感じようとしている自分がいます。

たとえば恋愛が始まるとき、これから初めてのデートなのに「この恋が終わるとき」を想像する人もいると思います。「ああ、今のこの輝かしい瞬間をこんなふうにふりかえるんだろうな」みたいな感じと似ています(*すべてを悲観的に考えるというのは、これとは違います)

逆に、接近のアスペクトであれば、不安はさらに大きいと思います。すでに終わったことについてすら、これからまた何が起こるのだろう…とかまえてしまうかもしれません。しかし、これこそがこのアスペクトの特長なのだとわかっていれば、波立つこころを鎮めることもできるでしょう。

月がハードアスペクトの場合、「もっと素直になりなさい」とか「疲れたら休んでいいのよ」とか、あなたのまわりの人たちは、あなたにいろいろなアドバイスをしてくれると思います。

それらのアドバイスは一見わかりやすいのですが、楽しいことは楽しいと素直にいえるのも、疲れたら自然に休めるのも、実は才能(いいかえれば資質)のひとつにすぎないと思うのです。

その才能を持っていない人には、そうなりたいと願えばないものねだりですし、努力してもできない自分に必要以上に苦しむことになります。
「違う才能を持つ自分になりたい」と願い、それが叶わないからといって、あなたが苦しむ必要はありません。

あなたが持っているのは、無理を通して意地を張り続ける才能だったり、疲れても休まないで倒れるまで頑張れる才能かもしれないのです(自分がそれに満足しているかいないかは別のお話)。

いつも生きることが苦しいと感じている方たちに、このことをお伝えしていきたい。昨日の雷雨のなかで、わたしはずっとこんなことを考えていました。←眠くならないのも才能(といっておきます…物心ついて以来の不眠症…)


どうしても違う自分になりたいときは「ふり」をしてみてください。「素直なふり」「疲れたら休める自分のふり」。ふりをして満足できたら、それもいい。「なりたい自分になれない自分」を責めるよりずっといいと思います。そしてその次にどうしたらいいかは、ぜひ、コンサルテーションのときおたずねください。

|

« あなたの才能を見つけましょう。牡牛座の新月。 | トップページ | 6月のスケジュール! »

占星術」カテゴリの記事