「子ども・若者白書」に見る冥王星射手座世代。
タイトル長すぎますが(笑)今日の新聞に内閣府「子ども・若者白書」→毎日新聞* の記事を見つけました。旧青少年白書です。こちらによれば……、
・99%の小中学生が家庭生活を「楽しい」と感じている。
・9割を超える子たちが、父母は「頼りになる」と答えている。
・自分に対して肯定的な子が同じく9割を超えている。
内閣府の分析は「家庭や学校に安心や満足を感じ、将来に積極的な志向を持つ子供が増えている」。
家も学校も楽しくて、自分自身にも未来にも希望が持てて、いいなあ……と思いながら、調査の内訳を見たら、9~14歳の小学校高学年と中学生2000人と個別面談し、1404人から回答を得ており、2006年の調査と比較しているそうです。
9歳以上……ということで、占星術を勉強中の方は「あ!」と思いあたることと思います。そう、この調査は、いいかえれば冥王星射手座世代の意識調査といえます。
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冥王星は、時代をつくっていく星です。
私たちは個人の意識に関わらず、どんな人でも時代の空気をいやおうなしにふれる環境として、そこに身をおき、大なり小なり影響を受けています。
今回の調査の子どもたちは、火の柔軟宮・射手座を冥王星が運行していたとき、生まれています。
火のサインはどのサインももともと明るいですね。特に射手座は12サインのなかで最もおおらかで、向上心にあふれています。射手座世代こそが明るい未来に向かっていかずして、誰が向かうでしょう!
そして柔軟宮ですから、常にフレキシブルに環境に調和していくことができる。暗い時代であっても、周囲の大人たちが「明るさ」を期待すればそれに応えます。
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以前、新入社員のアンケートを見ました。
「出世も給料もほどほどでいい」人が多いという結果に、30代の社員が「自分たちのときは役員まで行きたい人がもっと多かった」とコメントしていました。
現在の新入社員は冥王星蠍座世代です。
水の不動宮である蠍座は一見冷淡にみえるほど、冷静です。観察力が鋭く、これだと思えるもの(人)を見つけるまでは静かに待ちます。心から信じられる人にしか本当のことを言わないのも蠍座です。仮に「社長になるんだ」と目標を立てていたとしても、たかが(失礼)アンケートに本音を明かすことはないでしょう。
一方、30代といえば冥王星天秤座世代です。
風の活動宮である天秤座は、常に対人関係をテーマにしています。能動的に環境に自分を合わせ、格好良くリーダーシップをとることを狙います。この世代は、出世を念頭に置きながら自分らしさを追求していくのが最も格好いいのです。すると、内心では仕事はほどほどでいいかなと思っていたとしても、この世代は周囲を見ながら「役員までいきたい」と答えたりします。
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時代の空気感を読み解くときは、冥王星による世代の違いをぜひ念頭においてみてください。
特にビジネスの今後を占うとき、どの世代をターゲットとする事業なのか、あるいはこれから社会に出て行く方たちの場合も、大きな流れを見ておくことはきっと役に立ちます。
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