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土星の逆行は、良きチャンスとして使えます!

惑星の逆行は、どんなときも私たちに見直しを迫ります。立ち止まって、ふりかえって、見直す。場合によってはやり直しのチャンスでもあります。

未来に向かって、ただ前を向いて力強く進めばいいかというと、そうでもなくて……しっかり積み上げてきた過去があるからこそ、今日があって未来があるわけですね。特に土星回帰を終えて30代を過ぎ、火星期や木星期に入ったら過去の検証は必須です。

(検証は感傷に浸ることではなく、分析とともに人生の残り時間に合わせて解決策を探ることです。水ではなく、風と土を最大限に使う。結論が出ないときは火の直感で押しきります)

「時間を紡ぐ」ということに、どうやら裏ワザとか効率的な方法はないようです。地球上のすべての人々が同じ条件で与えられた時間が経過していくことを、できるとすれば、少しだけ丁寧に味わう。「時間を無駄にしない」「有効に使う」みたいな言い方もありますが、いいかえれば、少しだけ意識して時間の経過を感じることにすぎない。

何もしないでいれば何もしないまま過ぎていく。何かしていて忙しければあっという間に過ぎていく。どちらが正しいとも有意義ともいえません。時間は、ただ、過ぎていく。その意味でも時間はすべての人に平等です。

すべての人に平等に、ただ、過ぎていくだけ。これは水瓶座の時間感覚に近いかもしれません。時間を管理している山羊座の時間は社会時間です。「無駄にしない」「有効に使う」はそれですね。
冥王星が山羊座に入って8年が過ぎて、そろそろ後半。8年後の冥王星水瓶座時代の気配を微かに感じます。

立ち止まって、ふりかえって、見直す。土星の逆行は、とても良いチャンスとして使えます。

占星術を勉強中の方は、ぜひ、あなたのホロスコープのどのハウスで土星が逆行するかチェックしてみてください。
生きる現場であるハウスの意味を土星はしっかり掘り起こし、整理し、片付けていきます。やり残しがあったら、逆行中のこの夏がチャンスです。

それから、牡羊座の天王星がどのハウスにあるかも見てくださいね。
そのハウスで打ち出した新たな変革の動きを、現実に形にするのが射手座の土星です。射手座は理念のサインなので「形」にするには、その前のサインである蠍座でとことん深く、心の奥までもぐってそのことを突き詰め、取り組んでいなければなりません。

今回の逆行は、この流れをやり直すチャンスとして生かしましょう。

私ですか、私にとってこの逆行はICをはさんで3~4ハウスにあたります。書いたり喋ったりの見直し。この社会のなかで立ち位置(MC)を固めていくための基盤となる現場の見直し。

もともと3ハウスには海王星とセレスがあるので、もともと広がりやすく、ここを蠍土星がぎゅっとしぼって形にしてくれました。占いはもちろんコピーライターとしての仕事も、それから小説も書いたり。土星期に入ったので、もう少ししぼらないといけない。そのための見直し。

そして牡羊天王星は7ハウスから8ハウスあたりにいるので、要するにご先祖様関係や尊敬していた方が先日亡くなったことなどを契機として、4ハウスをさらに強固なものにしていく。そのために今回の逆行を生かして、もう一度自分の心の奥をのぞいてみようと思っています、怖いことですが、勇気を出して。



今朝の新聞でまた山羊座冥王星案件(今度はJA…)を読み、土星期に入ったら個人の人生だけ考えてぐるぐるしている時間はないことをまた実感しています。

私たちはあちらへ還るまでに一体どれだけのことができるのでしょう…?

土星の蠍座への逆行は、ふだん考えないようなこんなことを(
常に考えている方もいると思います) あらためて考えるのにも最適な時間になると思います。

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