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不自由という自由。

思うに任せぬことばかり続き、とかくこの世はままならないなあと溜め息をつきながら、飛び乗った新幹線の、ようやく座れた通路側の席で、車内販売のコーヒーが思いのほか美味しくて。320円のコーヒーで幸せになれる現実をかみしめる。

不自由なことが多すぎて、かかえた人生が重すぎて、だからこそわずかな時間にぎゅっと濃縮されたよろこびを感じる――こんな経験のある方も多いでしょう。30代を過ぎて、40代50代と進むにつれ、私たちは自分のためだけに生きることができなくなっていきます。

しかし、それは、決して(若い頃に考えていたように)不幸なことではないと思うのです。むしろ多くの不自由をかかえているからこそ、わずかな時間でも得られる自由がこの上なく貴重なことを実感できるのだろうと私は思います。

ブログを整理しようと過去ログを読んでみました。火星期(36~45歳)の名残を残した40代後半から、土星期(56~70歳)を意識した50代への変化がわかっておもしろい。このブログはそのまま私の木星期(46~55歳)の記録になっているようです。

ときどきこうして自分のモノを他人事のように見るのも楽しいですね。あなたも、お洋服やメイク、食生活から暮らしのありかた、そして生き方まで……ときには他人事として見てみると新しい発見があるかもしれませんよ。

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