今月に入ってから占い活動は、トナカイ開店まではなんとなくお休みっぽく見えますが(実はハムスターのように必死に回転する日々なのです…) ブログはのんびり更新していきます。よろしければおつきあいください。
さて。本日=2015年8月11日20時10分、木星が乙女座へ入りました。
前回の木星移動は、昨年2014年7月16日の獅子座入りでした。木星の公転周期は12年なので、ほぼ1年でひとつのサインを移動していきます。
木星は「幸運の星」と呼ばれていますが、意外に「(太陽サインに)木星が来たのにいいことなかった~」という人が多いのも事実です。実感しやすいのは月サインやアセンダントでしょうか。どちらもたいてい太ります(笑)
つまり、木星は拡大の星なので、いいかえれば増やすし、ゆるめます。せっかくきちんと食事や生活を管理してダイエットしていても「まっ、いっかー」的にゆるめると当然太りますね、そんな感じ(笑)
(節制や管理は土星の領分です。→木星が口あたりのいい甘いジュースだとすれば土星は苦い煎じ薬かな、あとあと効果が出てリバウンドしない…。*)
ということで木星のお話ですが、
では、木星効果で幸せをばっちり体感し、実現するには……?
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まず、今回の乙女木星があなたの生きる現場のどこに幸せ効果をもたらしてくれるのか を見てみましょう。
あなたのホロスコープのなかで乙女座がどのあたりかを見るのはもちろんですが、反対側のサインである魚座も見てみましょう。
乙女座と魚座はあなたのホロスコープでどのハウスでしょうか?
木星がいるハウスは無条件に拡大していきます。ホロスコープは円なので、反対側のハウスも同じくらい広げていくと、木星の拡大を幸運や発展として生かすことができます。
そして現在、魚座には海王星がいます。現実との境界線を溶かして、ぼかして、ひたすら広げています。そこへ、反対側の乙女座に木星が入ったわけなのですから、乙女座魚座の柔軟宮が拡大・強調されて、悪く言えば「なあなあ」の雰囲気に流れがちにはなりますが、むしろ、この激変の時代には、どんな出来事にも変化にも対応できる力とみた方がいいように思います。
山羊座の冥王星と牡羊座の天王星が劇的な変革をもたらしているいま、これについていけない(いきたくない)ことで悩んでいる方も多いことでしょう。不動宮が強いと、特に。
しかし、冥王星がからんで一度変わったことは二度ともとには戻りません。木星は痛みをゆるめますし、海王星は麻酔を打ってくれます。
常に覚醒した状態を保ち、自分の意志で物事を動かしたい、一度決めたことはずっと同じ状態で継続したいという方には苦しい時代ですが、多少ぼんやりしながらも、なんとなく着地していける度量を養うには良い機会が訪れたと思ってください。
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話が広がりすぎました。私のホロスコープではアセンダントが獅子座30度。なので、木星と海王星は1ハウスと7ハウス。無自覚に広がって、対人関係も混乱して拡大の一途をたどり、締めるのが大変(アングルが不動宮なので無意識にいろいろ決まっているのがらく)……締めなくてもいいのが柔軟クオリティか(笑)
ちなみに、2016年6月頃、双子座の季節ですね、乙女座の木星、魚座の海王星、射手座の土星に加えて、太陽と金星が双子座にあって、柔軟宮のグランドクロスになります。ぐるぐる、ぐるぐる、はてしない日々。何事か企画をお持ちの方、早めに動かしたい方は、土星が蠍座にいる9月中旬頃までに一応の結論を出して手を打っておくといいかもしれません。
とはいえ、たとえば常に動いている風の柔軟宮である双子座マターの方や、柔軟宮ぐるぐるに慣れている方なら、むしろ逆手にとって使えるでしょう。その他の方たちも、どんなときもどんな場合もいろいろな方法が考えられますから大丈夫。
できうる限りのことをやってみて、それでもダメだったら、ホロスコープコンサルテーション(占星術鑑定)のときおたずねください。ご一緒に最善の道を探っていきましょう!
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☆★☆向真希の鑑定は9月再開です!
阿佐ヶ谷に移転したトナカイで、毎週木曜日の11時~16時半(ご予約に限り17時半まで延長可)になります。月に一度くらいトナカイノニカイでみっちり鑑定メニューもご用意する予定です。しばらくお待ちくださいませ!
*すべての鑑定は、占星術、タロット、人相術を複合的に生かした総合鑑定の上で、個別のテーマにお応えしてまいります。