プライドは捨ててください。
土星の射手座入り前後から「占い師になりたい」というお問い合わせがふえてきました。具体的に仕事として占いをやるというより、その前の段階で「占いの勉強」をしたいのだと思います。で、現代占星術は学問としてやるより、実際に具体的に現場で占うほうが面白いので、総合的にまず「占い師になりたい」が目標になりますね。
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いま、水曜トナカイ12カ月講座(プロ育成講座)が折り返し地点を過ぎて、来週7回目になります。この講座の特色はいろいろあるのですが、9名全員で順番に、毎日ブログを更新しているのはちょっと画期的かも。→水曜トナカイ12カ月講座のブログ。*
当初は、トナカイまつい店長からお店日記で「誰が誰だか全然わからん。早く抜け駆けする人があらわれないとつまらんじゃないか」とdisられ、しかし、水曜講座は穏やかで円満なマダム&マドモアゼルがそろっているので、なかなか抜け駆けする人はあらわれず(冥王星天秤世代が多数を占めているのもその一因かと)
しかし、この夏の慌ただしさで→何度も書いていますが、変化の夏* 新しい風が入ってきて、プロ志望の方は一直線に、そうでなかった方もプロをめざしたり、内面を豊かにしようと取り組んでいる方はさらに自分を見つめたり…と、ここへ来て一気に学びが深まっているようで、講師の桜田ケイ先生と私も相当楽しく講座カリキュラムを修正したりしています。
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さて。今日は、12カ月講座のみなさんはもとより、少しだけ早めに占いを勉強し始めた私から、現在占いを勉強中のみなさまに一言。
「自信がない」は、プライドの裏返しです。たとえば講座やレッスンを受けていながら、宿題やらないとか、せっかくやっても提出しないとか「まだ自信がないから読めない」とか思っている人はプライドが高いのだと思います。
「このわたくしが、この程度の読みを、みなさまにお目にかけるわけにはいかないのじゃ」→表面的には「自信がない」という言葉で自分をごまかしますが、実は、理想の自分とのあまりのギャップに現実を見るのが怖い。でも、占いを学ぶことは自分を知ることに他ならない。自分を知ることで学びは深まり、自分を知ることは自分以外のすべての存在を知ることでもあります。
勉強中の方は、ちょっと立ち止まって自分に訊いてみてください。
たかが占星術、たかがタロット、たかが占いです。人生のすべてにプライドを捨てよと言われているわけではなく(プロになっていく人はそれを自分からやらざるをえない日が来る)
射手座土星のこの時期だからこそ、張りぼてのプライドは壊して捨てましょう。
「なぜ、そう読むのか?」に答えられない読みは暗記のつなぎあわせにすぎません。誰かに借りた言葉で、占いはできない。このことを、私も常に思っています。頑張りましょう、お互いに。そして、射手座はグレードアップのサインです。この秋は思いきって背伸びしてみましょう!
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水曜トナカイ講座のなかでも当初から「プロになります!」と宣言していたのが、神谷樹さん→* 同じような集団のなかで頭ひとつ抜けるには、人と違うところをアピールするのがいいわけですが、人は誰しも自分の魅力がどこにあるのかわからないもの。神谷さんが思ってもみなかった誰ともちがう魅力のひとつは、4人の子どもたちをすこやかに育てるママであること! お子さんたちの月を比較して対応を変えたり、水星を見て躾けに役立てたりと、「子育て占星術」を実践してこられました。月水瓶ママっていいよね。明るくて美人で感じがいい神谷さんはネットワークも広くて、今度こんなイベント→大人女子文化祭*にも参加されるそうです!
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☆★☆11月のスケジュールにつきまして。
なかなかアップできなくてすみません。ひとつどうしても調整つかないところがあるのですが、明日には判明する予定です。ホロスコープ基本読み講座は第4週(25日)で予定通り開講いたします。もうちょっとだけお待ちくださいませm(__)m
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